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03月04日-02号

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  1. 市貝町議会 2022-03-04
    03月04日-02号


    取得元: 市貝町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-04
    令和 4年  3月 定例会(第2回)       令和4年第2回市貝町議会定例会(第2号)              令和4年3月4日(金曜日)午前10時開議出席議員(12名)    1番  荒井和一議員  2番  石井 豊議員    3番  関澤正一議員  5番  豊田 功議員    6番  園部弘子議員  7番  川堀哲男議員    8番  小塙 斉議員  9番  小沢岩夫議員   10番  山川英男議員 11番  高徳義男議員   12番  小泉栄一議員 13番  和久和夫議員欠席議員(なし)-----------------------------------説明のための出席者  町長        入野正明   教育長       小森祥一  総務課長      永山良一   企画振興課長    金田道宙  町民くらし課長   軽部 修   健康福祉課長    國井美由紀  農林課長      川上和幸   建設課長      渡邉隆憲  こども未来課長   滝田弘行   生涯学習課長    関澤孝浩  国体推進室長    小森末夫-----------------------------------本会議の書記  事務局長      久保孝幸   次長        小林敏章-----------------------------------付議事件  別紙のとおり開議宣告  午前10時00分            議事日程(第2号)第1 一般質問(1名)    2番 石井 豊    1 町道3102号観音堂線道路整備について    2 地域おこし協力隊推進事業について    3 伊許山キャンプ場の現状と今後について第2 議案第18号 令和4年度市貝町一般会計予算(説明・委員会付託)第3 議案第19号 令和4年度市貝町国民健康保険特別会計予算(説明・委員会付託)第4 議案第20号 令和4年度市貝町後期高齢者医療特別会計予算(説明・委員会付託)第5 議案第21号 令和4年度市貝町介護保険特別会計予算(説明・委員会付託)第6 議案第22号 令和4年度市貝町農業集落排水事業特別会計予算(説明・委員会付託)第7 議案第23号 令和4年度市貝町公共下水道事業特別会計予算(説明・委員会付託)第8 議案第24号 令和4年度市貝町奨学金貸与費特別会計予算(説明・委員会付託)第9 議案第4号 市貝町教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて第10 議案第5号 市貝町教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて第11 議案第7号 市貝町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について第12 議案第8号 市貝町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について第13 議案第9号 市貝町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について第14 議案第10号 市貝町国民健康保険税条例の一部改正について第15 議案第11号 市貝町重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部改正について第16 議案第12号 市貝町消防団の身分、給与等に関する条例の一部改正について第17 議案第13号 塩田・見上・竹内辺地に係る総合整備計画について第18 議案第14号 令和3年度市貝町一般会計補正予算(第6号)第19 議案第15号 令和3年度市貝町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)第20 議案第16号 令和3年度市貝町介護保険特別会計補正予算(第2号)第21 議案第17号 令和3年度市貝町奨学金貸与費特別会計補正予算(第1号)第22 議案第25号 令和3年度市貝町一般会計補正予算(第7号)----------------------------------- △開議の宣告 ○議長(山川英男)  改めましておはようございます。 定例議会2日目でございますが、今のコロナウイルス感染オミクロン株が大変流行しておりますが、市貝町議会としても最大限の注意を払って対応しておりますので、今日は傍聴者の皆様にも何とぞご協力のほど、ご理解をいただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。 ただいま出席している議員は12名であります。定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。                         (午前10時00分)----------------------------------- △一般質問 ○議長(山川英男)  日程第1、「一般質問」を行います。 順次、通告順に質問を許します。----------------------------------- △石井豊 ○議長(山川英男)  2番、石井豊議員。登壇。          (2番 石井 豊 登壇) ◆2番(石井豊)  2番、石井豊です。 おはようございます。 まず初めに、今日の新聞に掲載されておりますが、市塙の観音山梅の里で毎年春に開催する観音山梅の里梅まつり、これが新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、今年も開催、開会式などの主要イベントが中止されます。27日、28日の間については見頃の時期となりますので、自由に散策することは可能ですので、もし希望される方は楽しんでいただきたいと思います。 令和4年度3月議会定例会となります。 傍聴者の皆様におかれましては、お忙しい中、議場に足を運んでいただきましてありがとうございます。 今、町民生活においては、原油価格の高騰と円安の影響で輸入品の値上がりも大きく、原材料の高騰による食料品や日用品などで値上がりの動きが広がる中、家計に打撃を与えることが懸念されます。 また、新型コロナウイルス感染者新規感染者数は、いまだはっきりとした減少傾向が見られないまま推移しており、現在、栃木県全域にまん延防止等重点措置が実施されています。しばらくの間、感染症防止対策にご協力ください。 それでは、議長より質問のお許しがいただけましたので、事前通告に基づき、順次質問をいたします。 まず初めに、町道3102号観音堂線道路整備について伺います。 当該路線は、町道1016号上根・祖母井線より町道2017号谷中東線に向かい約300メートル区間が未整備区間となっており、道幅が2.5メートル程度と狭い砂利道で、雨天時には水たまりが多く発生し、車の走行に支障を来しております。 さらに当該路線は、曲がりくねった見通しの悪い道路でありながらも、小学生の通学路となっており、危険な道路であります。また、当該路線の起点となる町道谷中東線付近に、複合商業施設が3月10日にオープン予定で工事が進められています。オープンしますと、抜け道としての車両の往来が激しくなることが予想されます。より一層危険が増すと思います。 この路線については、上根自治会長名で既に要望書を提出しておりますので、早期の道路整備を求めますが、町の考えを伺います。 2番目として、地域おこし協力隊推進事業について伺います。 総務省は、平成21年3月31日に地域おこし協力隊推進要綱を制定し、地方自治体が都市住民を受け入れ、地域おこし協力隊員として委嘱し、一定期間以上、農林・漁業の応援、水源保全監視活動、住民の生活支援などの各種の地域協力活動に従事してもらいながら当該地域への定住、定着を図る取組について、地方自治体が意欲的、積極的に取り組むことができるよう総務省として必要な支援を行う事業を進めています。 そこで、市貝町としても取り組んでいると思いますが、実施状況について内容を伺います。 2点目として、今後の事業の進め方について現状維持とするのか、また、受入れを拡大するのか、拡大するとすれば予算措置も含め、どの程度を見込んでいるのか伺います。 3点目として、地域おこし協力隊員とする者を決定するに当たり、地方自治体は設置要綱等を策定した上で、広報、募集等を行うとされていますが、具体的活動内容を伺います。 3番目として、伊許山キャンプ場の現状と今後について伺います。 伊許山から望む田園風景は、2011年2月に認定されたとちぎのふるさと田園風景百選に選ばれた清らかに流れる小貝川と里山が見事に調和し、季節折々の景観を形成しております。当該キャンプ場施設は、こうした景観に優れた位置に整備されています。 そこで、現在までの年度別利用者数施設利用料金の推移を伺います。 2点目として、施設管理の実施状況とこれに関わる費用負担額を伺います。 3点目として、施設敷地の所有権利者数及び所有権者ごとの面積と借地料金を伺います。 4点目として、今後の施設老朽化対策をどう考えているのか伺います。 5点目として、伊許山から望む田園風景は、とちぎのふるさと田園風景百選に認定されていますが、年月の経過とともに、樹木が成長し眺望の利く山頂が変化してきています。今後の町の取組方を伺います。 以上、総括質問といたします。 なお、再質問は、一般質問席にて一問一答で質問させていただきます。 ○議長(山川英男)  入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  石井議員のご質問に対し、順を追ってお答えいたします。 第1点目の町道3102号観音堂線道路整備についてご説明いたします。 観音堂の北側にある道路ですね、あの町道で、途中で改良が中途半端で終わっているところですが、町道観音堂線については、ご質問のとおり、終点側から約200メートルが未舗装、未改良となっており、通行上、危険性が高い区間となっております。また、現在、市貝小学校に通う6年生の児童1名がスクールバスのバス停までの通学路として当該路線を歩いて利用しています。 当町でも危険性は十分に把握しておりますが、同じ上根地内の町道谷中東線沿線大型商業施設オープン予定であるため、先行してこちらの道路改良計画を進めているところでございます。町道観音堂線につきましては、町道谷中東線の交通量が増大していくことが見込まれることから、2次的に交通量が増大することが予想されます。上根自治会様からのご要望もいただいておりますので、近辺の交通状況に注視しながら、事業化を図ってまいりたいと考えております。 また、限られた財政の中でございますので、早期に事業化ができるよう交付金等の情報なども十分把握しながら、併せて財源の確保にも努めて、一日も早い実現に向けて取り組んでまいりたいと思っています。 続きまして、第2点目の地域おこし協力隊推進事業についてご説明申し上げます。 1つ目の市貝町の実施状況についてでございますが、ご質問のとおり、地域おこし協力隊は、平成21年度に制度が創設されまして、市貝町においても平成26年度に要綱を定め運用しているところです。 採用状況につきましては、平成27年度に中途退任もございましたが、道の駅農作物直売所に関する業務を2名、平成29年度から令和2年度の3年間で1名を採用し、市貝町観光協会などを勤務地として、観光及びイベント情報の企画、運営や情報発信業務を行っていただきました。 今年度につきましては、農家の高齢化に伴い不足する担い手を確保するため、将来、農業で生計を立てることを志願する新規就農希望者見習いファーマー、ファーマーというのは農家ということらしいですね、見習いファーマーを2名募集し、私と課長で採用面接を行ったところでございます。 次に、2つ目の今後の事業の進め方についてでございますが、令和4年度につきましても、見習いファーマーにおいて新たに2名の採用計画をしておりますので、合わせて4名分の活動経費を令和4年度一般会計予算案に計上させていただいているところでございます。 続きまして、3つ目の広報、募集活動についてでございますが、今年度2名の協力隊員を募集した際の活動状況をご説明いたします。 募集情報は、町ホームページに掲載したほか、一般社団法人移住交流推進機構の運営する移住・交流推進サイト「ニッポン移住・交流ナビ」や栃木県総合政策部地域振興課が運営するサイト「ベリーマッチとちぎ」、ベリーマッチというのはありがとうですかね、よく分かりませんが、ベリーマッチとちぎ、栃木県農業振興公社の運営サイト「とちぎで農業をはじめよう!」に掲載し、広報活動を行ったところでございます。 また、地元新聞社にもご協力いただき、募集情報を掲載していただいたところでございます。さらに、栃木県が主催する地域おこし協力隊市町オンライン合同募集セミナーにも参加し、地域おこし協力隊に関心がある都市地域在住者を対象に、地域おこし協力隊は都市部の人ですね、ですから都市地域在住者を対象にオンラインでプレゼンテーションを行ったところでございます。 今後につきましても、同様の方法で周知を図り、より多くの方に応募していただけるよう努力してまいります。 次に、第3点目の伊許山キャンプ場の現状と今後についてご説明いたします。 まず、当該キャンプ場は、平成5年度にオープンし、本年度で29年を迎える施設でございます。 ご質問の1つ目、年度別利用者数施設利用料金の推移につきましては、平成7年、2,195人、約188万円の収入がありまして、これをピークに右肩下がりとなっており、コロナ禍前の平成29年度から令和元年度の3か年平均は、利用者数は約700人で推移しておりまして、利用料につきましては約50万円の収入まで落ち込んでおります。4分の1近くになっていますけれども。 2つ目の施設管理の実施状況とこれに係る費用負担額についてでございますが、施設管理につきましては、地元新町自治会有志から組織される伊許山園地管理組合に利用者の対応や施設清掃管理を委託しており、年間約50万円を支払わせていただいております。 3つ目の所有権利者数及び所有権利者ごとの面積と借地料金等についてのご質問ですが、まず、キャンプ場全体の敷地が全て借地でございます。場所としては、管理棟から頂上の遊具広場を経まして、こちらから見ると「いちかい」と読めますけれども、「いちかい」と植栽されている土地まででございます。全部借地でございます。敷地所有者は6名で、9筆、約5万1,000平方メートルを借地しておりまして、賃借料につきましては、1筆、約2万5,000平米、約100万円を筆頭に、最小は850平方メートル、6万8,000円で、6名合わせて年間約310万円をお支払いさせていただいているところでございます。 4つ目の今後の施設老朽化対策についてでございますが、まず、施設の収支状況につきましては、利用料金50万円の収入に対しまして、費用は、先程申し上げましたとおり、管理組合委託料50万円、借地料310万円、そのほか光熱水費などの維持費を含めますと、年間支出額は420万円でありまして、差引き毎年370万円もの赤字となっている施設でございました。これについて執行部としても努力してきたわけですけれども、コロナ禍でございまして、大変利用者が激減している状況で、努力が表れてこなかったということは反省しているところでございます。 こうしたことから、テントサイト等、老朽化が著しい施設については、修繕することなく撤去させていただいているところでございます。収支がマイナスなことを考慮すると、大規模な修繕費用をさらに支出することは難しいことでもあると考えておりまして、収支状況をさらに見ますと、ただいま申し上げましたとおり、今後の施設の在り方について検討が必要な時期に来ているのかなと私どもでは思っている次第でございます。 これらのことを踏まえまして、今後の施設の在り方につきまして、地元管理組合や土地所有者と費用対効果を考慮しながら、慎重に検討してまいりたいと現時点で考えております。 最後に、5つ目の豊かな眺望を維持するための取組についてでございますが、山頂から眺める田園風景は、まさに市貝町を象徴する地形を物語っておりまして、里地里山が広がっている風景が見えますが、田園百選にも選ばれておりますけれども、そういう市貝町を象徴する里地里山、感動する場所でございますが、議員のおっしゃるとおり、年月の経過とともに樹木が成長し、見えにくくなっているのが現状でございます。 町といたしましても、この眺望は町の象徴でございますので、残していかなければならないと考えております。したがって、費用を最小限に抑えた維持手法を検討し、対策を講じていきたいと考えております。 以上でこの場でのお答えとさせていただきます。 ○議長(山川英男)  石井議員。 ◆2番(石井豊)  ありがとうございました。 早速、1番目の町道3102号観音堂線道路整備について再質問させていただきます。 当該道路については、5年ほど前に地元関係者の署名を添えて要望書等を提出し、現道舗装の早期実施を、ふれあい町長室においてもお願いしてきたところであるということです。 今、町長からもお話あったように、現状が非常にぬかるんでいて、通行人、歩行者並びに車についても非常に通行がしにくいと。安全が確保できないような道路になっておりますので、現状5年以上たとうとしていますが、どうしてその当時、要望していた現道舗装を少なくともですよ、全体の道路改良ではなくて現道舗装でそういった安全確保を図るような舗装工事がやれなかったのか。そして、なおかつ、なぜ現状まで放置されてきたのか、その辺について町の考えをお聞かせください。 ○議長(山川英男)  渡邉建設課長。 ◎建設課長(渡邉隆憲)  それでは、石井議員の質問にお答えしたいと思います。 現道舗装を5年ほど前に地元の方から要望されたということで、現道舗装されずに今までに、現在に至っているということで、その理由としましては、町としましては、現道舗装というのは改良ができない路線、これからも改良の見込みがないような路線について、現状の道路幅で仮に舗装をかけるということで現道舗装の事業をしております。そうしますと、その後、道路改良のほうがなかなか着手できないということになります。二重投資になってしまうというおそれもありますので、改良のほうができなくなってしまうという状況になってしまいます。 町道観音堂線につきましては、谷中東線から400メートルほどは既にもう改良済みであるということもありまして、道路としては、最後まで道路改良ですね、こちらで進めたいという考えもございました。ですので、現道舗装をせずに改良に着手できればという考えもありまして、現道舗装のほうは実施しておりませんでした。 現道舗装につきましては以上です。 ○議長(山川英男)  石井議員。 ◆2番(石井豊)  ありがとうございました。 とはいえ、5年の長きにわたりまして、現状の現場のほうを見ていただきたいと思うんですが、非常に悪路な状態になりながら、それを改良工事が将来予定されているとはいえ、やはり現状の快適な道路走行とか安全確保とかというのは、先の将来のその事業計画があったにせよ、当面安全確保を考えた対応というのは、重要視されるべきところではないのかなと私は思います。 先程から、谷中東線の話が出ていますが、そして谷中東線沿いに複合施設ができるというお話は私のほうからも説明させてもらいましたが、であれば、核となるそういった商業施設が整備されるのであれば、そこから延びる道路網というのは、幹線道路からのアクセス道路として考えられる道路については、やはり優先的に道路網の整備というのを行わないと、どこかで車の走行の集中化とかによって事故が頻発するという懸念がどうしても起きます。やはり地元の町民にとっては、その大型商業施設ができるということに対しての当事者になるわけですので、直接通行の安全、車の安全、そういった安全ということはすごく気になるところでありますので、やはり順位的に谷中東線がそっちを優先的に延伸させるという考えであるのであれば、このまま放置せず、金額的にもそれほどかからない防塵舗装とか、そういった対応をすることによって、そこの水たまりとか、そういったことは改善できるはずなんですね。簡易舗装とまでいかなくても、防塵舗装であれば金額的にも安い金額で工事はできるはずなので、そこは前向きに積極的に補正予算でも計上していただいて早急な対応をお願いしたいんですが、それについて課長、どうですか。 ○議長(山川英男)  渡邉建設課長。 ◎建設課長(渡邉隆憲)  それでは、質問についてお答えさせていただきます。 質問の中にもありましたように、複合商業施設が間もなくオープンするということで、その周辺の道路整備については、谷中東線が途中までではありますけれども、改良のほうを進めているところでございまして、まず、そちらの未改良部分ですね、こちらのほうを優先的に工事といいますか、着手したいと考えておりまして、4年度には設計等の測量等の予算を計上しているところでございます。 観音堂線の防塵舗装等についてですが、観音堂線につきましても、議員さんのほうからいろいろ交通量が増えるのではないか、また安全面のご指摘、また通学路にもなっているということで、改良計画のほうをいろいろ財政面などを考慮しながら、ちょっと先にはなってしまうんですが、5年度以降にはなってしまうんですが、検討できればとは考えているところでございます。また、その間に、例えば水たまりや道路の維持ですね、そういったものについては、防塵舗装等もそうですが、あとは砂利やそういったもので対応できる部分については、対応してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(山川英男)  石井議員。 ◆2番(石井豊)  ありがとうございました。 ということは、今の答弁からすると、3月10日に商業施設がオープンされるということなもんですから、早急に防塵舗装等についての施工ということを実施していただけるということの理解でよろしいんでしょうか。その辺は担当課長及び町長の考え方もお聞きしたいと思います。
    ○議長(山川英男)  入野町長。 ◎町長(入野正明)  石井議員から、観音堂線の舗装について防塵舗装でもいいのではないかという大変ハードルを下げた要望が出てまいりまして、私どももこれなら、お金が大体年間4億円ぐらいしか自由に使えるお金がないんですけれども、市貝町は。そういう中で、赤羽工業団地、あそこが自主財源の大きな寄与をしていただいているところですが、それと今お話ししている谷中東線などありますけれども、大体4億円の枠内で財布の中をこう見ながら、どれだけどれがどこに使えるかなというのを見ているわけですけれども、防塵舗装なら担当課長もということでございますので、これも考えられるかと思います。 私としては、これはもう私も石井先輩、私も議員やらせていただきまして、石井先輩もご承知だと思うんですけれども、あのところについては、何度も何度もトライさせていただきまして、自分の地区外でしたけれども。そうすると、2つ原則がありまして、私も中に入って分かったんですが、1つは課長の説明のとおりでして、現道舗装はこれで終わりだよと言われるんですね。二重投資は投資効果からするとできませんから。これでいいんですかと言われてしまう。現道舗装本当にこれでいいんですか。あともう直さないから自分たちで直してくださいねというのが町の方針のようです。あとは建設課長も何代も入れ替わり、建設課長とも協議してまいりました。いい課長も中にいまして、南・中・北、北ばかりやっていないで、赤羽のほうも一個やってあげましょうよとか、そういってくれた先輩の課長もいました。大体、南・中・北で均等に道路改良はするんですが、私としては、今課長も説明していましたが、できれば改良工事をあそこ中途半端じゃなくて一気にやりたいというふうに思っているんです。上根地区について、ようやくお金が入ってまいりまして、これは石井議員の活躍のたまものだと思っていますが、上根というと、もう砂利道路ばかりなんですね。そんな中で石井議員が出てきてからは、前の福山先輩も立派な議員でしたが、上根中線、どんどん道路が改良になってきまして、非常に上根は道路が今よくなってきているところです。石井議員が頑張ってこられたので、こうなっているんだと思いますが、上根中線でも本当に今日は地元の方いらっしゃっておりますけれども、精いっぱいやらせていただきました。そうすると、順番が後ろになってしまうのかなというふうに思うんですが、そこは石井議員が今おっしゃられているとおりでございまして、量販店の会長、社長が次々に来まして、中央病院も時々苦情を言いに来られまして、あそこの道路をやってくれないとバイパスから入れないんだと。あそこに自治医大の南店と同じぐらいすばらしいスタッフを入れて力を入れていくのに、客が来なくなってしまうんだと。客が来なくなってしまうなんて、それ民間の企業の収益だと思えば、それは町としては、そういうことでは町の中のスーパー、量販店も伸びないし、そこでお買物する方も不便になってしまいますから。今、課長が話していたとおり、予算がない中で予算査定の中でどっちやりますか。どっちもやりますかという、そういう際どい話ししていたんです。いや、でもこれあれですよね、自治会長さんもいらっしゃっているんで、谷中東線を多田羅方面まで一気に突き抜けていくような南の人たちの市場をしっかりと押さえて、あそこにお客を入れていきますかと。会長もそれで、量販店の社長もそうだと言っていまして、そういうふうにやってくれるとお客が南から入ってくるということね。それに併せて今、石井議員様のご要望のとおり、観音堂からも来るかもしれないと。上赤羽の人ら、かましんに行ったのに、こっち通って入ってくるかもしれないということで、単なる1民間の店舗という考えじゃなくて、お買物しやすい町民の利便性を考えると、これを早急にやらなくてはならないというふうに思っていますんで、新年度予算には58-9億の戦後3番目ですか、すごいお金をあげましたので、私もそろそろ仕上げしなくてはならないと思っています。その中で当初予算には出ていませんけれども、補正もありますし、課長も防塵舗装もという話も出してくれていますんで、補正でも十分ありますけれども、また地元の方のお考えが変わりまして、やっぱり改良であそこをやってくれよと。あそこどんどん今度交通量増えますからね、きっと。増えますよね。あそこよい道路ですから、上赤羽あたりからあそこぱっと近道入ってきて、そうすると、防塵舗装とか現道舗装だとすぐ壊れてしまうんですね。私の地元の南のほうでもぼろぼろの現道舗装がありますので、石井議員から地元の会長様もいらっしゃっておりますので、課長もだんだん前向きになってきましたんで、補正、あるいは来年度当初予算とか、できるだけ早めにこれについてもやってまいりたいと思っています。 町内の道路が大分できてきましたんで、町民が一番通るところ、交通量の多くなるところについて、予算配分していきたいと思いますので、さらに町に対して強力に要望していただければありがたいと思っています。 以上です。 ○議長(山川英男)  石井議員。 ◆2番(石井豊)  前向きな答弁ありがとうございます。 取りあえず、商業施設については、3月10日でオープンはもう決まっていますので、やはりその周辺の道路については、安全確保ということを最重点に、町道になりますが、それについては、力を入れて計画的に進めていただきたいと思います。 基本的には、最初に述べたように、ここについては道路改良というのが最終的な着地点ではありますが、当面の安全確保ということを念頭に対策を講じていただきたいと思います。 もう1点なんですが、ここについては、当然すぐに改良がされないということで、それはそれで分かりましたが、当面、もう3月10日に施設がオープンしますと、やはり車が増えるということは、これは否めないと。そうなったときに、やはり通学路等、自転車も通りますし小学生も通るという中で、交通事故というのが懸念されるわけなんですけれども、その事故防止に対する対応・対策というのは、町としてどう考えているのか。オープンを踏まえて、そこら辺のところの考え方を伺います。 ○議長(山川英男)  渡邉建設課長。 ◎建設課長(渡邉隆憲)  ただいまの質問についてお答え申し上げます。 観音堂線についての事故防止についてでございますが、現在のところ、特にそういった事故防止の方策を講じるということは予定は計画していないところでございます。今後、交通量の状況ですね、こちらなども見まして、交通量が増えて危険であれば、例えば、あそこ観音堂線につきましては、なかなか車両が通り抜けすることが難しいのではないかと考えておりますので、例えば、通り抜けができない旨の標示やそういった安全への注意喚起などができる標識や標示などをして対策を講じられればと考えております。 以上です。 ○議長(山川英男)  石井議員。 ◆2番(石井豊)  ありがとうございました。 現場のほうをよく注視されて事故等が発生しないように、そこの対応はしっかりとやっていただきたいと思います。 それでは、2番目に地域おこし協力隊推進事業についてお伺いします。 地域おこし協力隊の推進については、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において地域力の維持、強化を図るためには、担い手となる人材の確保が特に重要な課題となっています。 このようなことから、地域外の人材を積極的に誘致し、その定住、定着を図ることは都市住民ニーズに応えながら、地域力の維持、強化にも資する取組であり、有効な方策と考えられます。 そこで、総務省でも定住、定着を図る取組について、地方自治体が意欲的、積極的に取り組むことができるよう必要な支援を行うとしていますが、町ではどのような支援を受けているのか、お伺いします。 ○議長(山川英男)  金田企画振興課長。 ◎企画振興課長(金田道宙)  ただいまのご質問に対しましてお答えさせてもらいます。 国からの措置でございますが、まず、地域おこし協力隊を募集した場合の募集経費は最大200万円です。そして、今度協力隊員を採用して活動してもらうことになりますけれども、その協力隊員の報酬、給料ですね、報酬は最大270万円と同時に活動経費最大200万円ということで、活動に関する経費、報酬、活動経費合わせて470万円ということで、募集時には200万円、活動関係は470万円ということで670万円のこれは地方交付税の中の特別交付税で措置されるというものでございます。 以上です。 ○議長(山川英男)  石井議員。 ◆2番(石井豊)  ありがとうございました。 そうしますと、全額国庫ということでよろしかったですかね。 2点目、そのまま行きますが、この事業を申請するに当たっては、受入場所と居住の居住地の確保というのはセットでサポートをしてあげる必要性があるかと思います。移住・定住を考えている人は、未知の地への不安を覚えることと思いますが、そうした移住者に対する納得のいく住まい探し等についてのサポートは重要であります。 そこで考えられるのが、空き家バンクの活用や町営住宅や民間アパートの活用が考えられますが、受入れ側の体制整備をしっかり整えないとならないと思います。そうしたことに対する町の取組方というのはどう考えているのか、この点について伺います。 ○議長(山川英男)  金田企画振興課長。 ◎企画振興課長(金田道宙)  それでは、ただいまのご質問に対し、お答えさせていただきます。 町ですので、こうした地域おこし協力隊の設置要綱というものがございますので、その中では、住宅関係の補助としましては、月5万円を限度として補助しているところです。その住まいの見つけ方につきましては、二通りございまして、町がアパートとかを借り上げてそこに住んでもらう場合、そして今度協力隊がお好きなところを探して、そこを借りるという場合でも家賃補助はすることになってございます。要綱上はそうで私どものほうで町長答弁のとおり、平成29年度ですか、3年間地域おこし協力隊で活動していただいた方は、町がアパートを見つけて、そこに住んでもらったという実績がございます。 以上です。 今後につきましては、すみませんが、農林課のほうですみません。よろしくお願いします。 ○議長(山川英男)  川上農林課長。 ◎農林課長(川上和幸)  ただいまの石井議員のご質問に対してお答え申し上げたいと思います。 令和3年度につきまして、以前は農業分野ではなく、どちらかというと観光目的で地域おこし協力隊を雇用していた部分があるんですけれども、令和3年度からについては、先程、町長の答弁にありましたように、農家の高齢化あるいは担い手不足が叫ばれている中で、そういった方を確保するために農業を新規で始められる方を地域おこし協力隊として雇おうということで募集をしました。 先程の住居の関係ですが、先程企画課長からありましたように、今回につきましては、個人の方が賃借した場合に、上限月5万円の補助か、あるいは町のほうで居住地を探してということもありますが、今回については極力個人で探していただくようなことを考えております。そちらについては、やはり町で見つけたところですと、入ってきた地域おこし協力隊の方が長い年月生活していく中で、やはりいろいろ商業施設が近くになくてはならない、あるいは家族で来た際に、学校の関係とか保育所の関係、もろもろありますので、地域おこし協力隊の方本人が自分のスタイルに合った地域の賃借住宅を探してもらうようにしております。その中で、やはり都市部、特にこの市貝町に初めて来られる方が大半だと思いますので、その賃借物件を探すに当たっては、当然町で空き家であったり、民間の貸家ですね、あるいは町営住宅も当然町にありますので、そういったところを案内し、最終的には、本人の考えに合ったところを探してもらうような形を取っております。 以上です。 ○議長(山川英男)  石井議員。 ◆2番(石井豊)  ありがとうございました。 今の課長の説明では、観光目的の地域おこし協力隊が過去にあって、令和3年度からやはり農業のほうに関わる人を地域おこし協力隊として今受け入れる方向でやっている。実施しているという話なんですが、そもそもそれは区別することなく、地域おこし協力隊として市貝町に関わった方が、実質目的は定住なんですが、その取組で志高く持ってこられた方が、最終的にやはり市貝町から離れるということも当然あるわけなんですね。ですから、その辺に来ると、町の思惑と本人の来てくれた方のずれというのがあるんですが、それは実際今現在、何人ほどこちらで受け入れて、何人ほど町に残ってくれたのかというのは分かるんでしょうか。もしその辺が情報としてあるんでしたら教えていただきたいと思います。 ○議長(山川英男)  金田企画振興課長。 ◎企画振興課長(金田道宙)  それでは、今までの実績をご説明させていただきます。 町長答弁のとおり、3人ほど今まででおられました。残念ながら、最初に採用させてもらった方は、4か月間で退任され帰られたようでございます。もう一人は、2年7か月活動いただきまして、この方は結婚、退職ということで2年7か月でお辞めになりまして、結婚を機に転出してしまったという状況です。もう一人が3年間全期間、活動いただきまして、その方は退任後も町内に住んでいただいておりまして、写真関係で個人自営業として起業して現在も活動して、写真家等の活動をしていただいております。町としては、この3名でございます。 以上でございます。 ○議長(山川英男)  石井議員。 ◆2番(石井豊)  ありがとうございました。 やはりこの取組は、少しでも市貝町の住民を増やすということでいいんですけれども、今のご説明の中で、じゃ、やっぱり市貝町から離れる。最初、志高く来た人が離れていくという原因というのをどう分析されていて、それを、じゃ今後今、同じような市貝町を離れていくことにならないような対応というのが必要ではないのかなと。募集の段階で、そこら辺のところの本人の意識づけ、やはり定住となってくると非常に環境も変わりますので、来る人にとっては非常に勇気の要る決断かと思うんですが、そういった今後、より定住が確実に増えるという対策、対応というのは、どんなふうに取り組んでいけばいいのかということについて、町としてはどう考えているのか伺います。 ○議長(山川英男)  金田企画振興課長。 ◎企画振興課長(金田道宙)  ただいまのご質問に対し、お答えさせていただきます。 この地域おこし協力隊制度そのものは、本当に幅広い分野で行政のほうで知恵を出せば、地域おこし協力隊となってもらえるような制度ではございます。しかしながら、議員さんのおっしゃるとおり、やはりその後なんですね。 これ町長から言われて、私も目からうろこが落ちたところもあるんですけれども、じゃ、3年間終わった後の退任後、その人の生活はどうなんだと。そこが一番の重要な点であります。町とすれば、3年間交付税措置されるから、どんどん採用していいんじゃないかといったところもありますけれども、やはりその人の4年後、5年後ですよね。本当に生計を立てていけるのかということを考えた地域おこし協力隊の募集をしていかないと、4年後ですね、収入が途絶えてしまって、もう何も収入源がないということを考えれば、今後は本当に先程の見習いファーマーのように、ちゃんと手に職をつけられるような、そういったものを制度化していかないと、この市貝町に根づいていってもらえないのではないかというふうに感じておりますので、その辺はそういった制度、将来を見据えた地域おこし協力隊の募集というふうなことも考えていかなくてはならないのかなとは感じております。 以上です。 ○議長(山川英男)  石井議員。 ◆2番(石井豊)  ありがとうございました。 ぜひそういった取組で、少しでも市貝町に新たな人材が増えることを期待します。 それでは、次に行きます。 3番目、伊許山キャンプ場の現状と今後についてちょっとお伺いします。 この振興計画の実施計画の中で、伊許山キャンプ場の撤去工事について1,850万ということを一応予算化されておりますが、その老朽化した建物に対するそもそもの健全性の診断というのは、いつ頃行ったのか。その結果はどうであったのか、そこについてお伺いします。 ○議長(山川英男)  金田企画振興課長。 ◎企画振興課長(金田道宙)  ただいまのご質問に対し、お答えさせてもらいます。 施設関係の点検ですけれども、あそこは宿泊できる建物、ケビンとかそれはございますが、そこの定期的な点検はしておりません。毎年行っているのは遊具ですね、滑り台とかブランコとか、遊具につきましては、毎年定期点検を業者に委託して実施しております。そこで判定が低い悪いもの、それはその都度その都度、修理することなく撤去しているということで、ちょっと年度とか金額とか、そういうのは調べていませんが、考え方的には判定の低いものは撤去させてもらっているというようなことでございます。 以上です。 ○議長(山川英男)  石井議員。 ◆2番(石井豊)  ありがとうございました。 予算化されている1,850万ですか、撤去工事ということで考えられているみたいなんですけれども、その診断をしない中で、撤去していくという方向性については、この施設そのものをどんな形で描いているのか、その辺の考え方というのがあってのその予算化なんではないのかなとは思うんですが、町としては、この施設を将来どういうふうな方向に持っていこうというお考えなのか、ちょっと伺います。 ○議長(山川英男)  金田企画振興課長。 ◎企画振興課長(金田道宙)  それでは、ただいまのご質問に対し、お答えさせていただきます。 議員さんがおっしゃった1,800万円というのは、もしあそこのキャンプ場全体を取り壊したときの費用ということで、トイレとか浄化槽とか管理棟もございますが、そうした場合の全体の撤去費用というふうに捉えていただければと思います。 このキャンプ場につきましては、町長答弁のとおり、もう赤字が毎年370万出ている施設です。民間企業的な考え方をすれば、赤字の施設というのはもう廃止していくべきだというのが民間の考え方だと思いますが、そこが行政となった場合に、観光、PR、誘客等々を考えて、その赤字分を補填してまで運営していくというのも一つの方法かと思います。 私ども企画振興課とすれば、財政面を考えれば、税金をその赤字分に補填していくというのは、やはりよろしいことではない。いいことではないとは思っているのが私個人の見解です。 今、キャンプ場は、昔はああいった形がはやりだったと思うんですけれども、今はどうしても車でそのまま行けるオートキャンプ場とか、あとはさらに言えば、清流、小川が流れていたりするキャンプ場、さらにはオートキャンプ場に水道、電源までついたようなキャンプ場が非常に今はやりだそうで、ちょっと今のキャンプ場は時代にそぐわないのかなというのもございます。 そうした今のキャンプ場のこと、そして、経営的に赤字ということであれば、やはり縮小していかなくてはならないのかなとは感じているところです。そういったことにつきましても、地元管理組合とか借地をしている所有者の皆様とご相談しながら検討していきたいと感じております。 以上です。 ○議長(山川英男)  石井議員に申し上げます。 総合持ち時間が終了しておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ◆2番(石井豊)  ありがとうございます。答弁ありがとうございました。 一応持ち時間がないということなので簡単に済ませます。年間370万ほどの赤字が出ているということですので、やはりそこのところはよく精査していただいて、慎重な判断で財政的な厳しさもあるでしょうから、やはりそこは今後よく熟慮していただいて、よりいい方向に持っていっていただければ、よりいいかなと思いますので、今後よろしくお願いいたします。 以上で私の質問は終わります。 ○議長(山川英男)  ここで暫時休憩といたします。 再開は11時20分とします。                         (午前11時05分)----------------------------------- ○議長(山川英男)  それでは、再開いたします。                         (午前11時20分)----------------------------------- ○議長(山川英男)  石井豊議員の質問をもって、通告者全員の一般質問が終了しました。----------------------------------- △議案第18号~議案第24号の一括上程、説明、委員会付託 ○議長(山川英男)  日程第2、議案第18号「令和4年度市貝町一般会計予算」、日程第3、議案第19号「令和4年度市貝町国民健康保険特別会計予算」、日程第4、議案第20号「令和4年度市貝町後期高齢者医療特別会計予算」、日程第5、議案第21号「令和4年度市貝町介護保険特別会計予算」、日程第6、議案第22号 「令和4年度市貝町農業集落排水事業特別会計予算」、日程第7、議案第23号「令和4年度市貝町公共下水道事業特別会計予算」、日程第8、議案第24号「令和4年度市貝町奨学金貸与費特別会計予算」の以上7議案を一括議題といたします。 令和4年度市貝町会計予算の議案について、町長から提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  ただいま一括上程されました議案第18号「令和4年度市貝町一般会計予算」、議案第19号「令和4年度市貝町国民健康保険特別会計予算」、議案第20号「令和4年度市貝町後期高齢者医療特別会計予算」、議案第21号「令和4年度市貝町介護保険特別会計予算」、議案第22号「令和4年度市貝町農業集落排水事業特別会計予算」、議案第23号「令和4年度市貝町公共下水道事業特別会計予算」、議案第24号「令和4年度市貝町奨学金貸与費特別会計予算」について、順を追ってご説明いたします。 初めに、一般会計予算の概要を申し上げます。 歳入歳出予算は、総額59億3,000万円を計上し、前年度と比較しますと10億円、率にして20.3ポイントの大幅な増額でございます。 主な要因といたしましては、庁舎設備改修事業や町道改良事業などの大型投資事業を計上したことによるものです。 まず、歳入の主な科目について説明いたします。 9ページをお開きください。 1款町税につきましては、2.1%の増となっておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、令和3年度決算見込みと比較すると、個人・法人町民税ともに減収を見込んでおります。しかしながら、固定資産税においては、太陽光発電設備の新設や企業の工場設備導入もあることから、増額計上となりました。 次に、11款地方交付税につきましては、臨時財政対策債への振替額が大幅に抑制されるため、普通交付税を約2億円増額しております。 15款及び16款につきましても増額でございますが、要因といたしましては、庁舎設備改修事業に対する約3億円の補助金や畜産担い手の設備投資に対する補助金約9,000万円を新規に計上していることによるものです。 22款町債につきましては、町債というのは、町の債務、借入れ、借金ですけれども、普通交付税の代替財源である臨時財政対策債を1億1,000万円発行するほか、庁舎設備改修事業に対する地方債、町の借金として約3億円、また、町道塩田・続谷線改良事業に充当する辺地対策事業債を約1億6,000万円計上しております。町道塩田・続谷線、北部の道路ですが、その改良に辺地と言って、いろいろな面で国が対策を講じてくれているんですが、辺地対策事業債を有利なものを使って1億6,000万円計上しております。 なお、この借入額を含めた令和4年度末の地方債残高は、町の借金は、それほど増えていないと思うんですが、約37億円となる見込みであります。 続きまして、歳出の主な科目につきまして説明いたします。 10ページをお開きください。 まず、2款総務費につきましては、庁舎設備改修事業として約6億円を計上し、災害時における避難所機能の向上と二酸化炭素をあまり排出しないということで脱炭素化を併せ、再生可能エネルギー設備である太陽光パネルを設置し、3日間程度電力を供給できる電池をためる蓄電池整備、空調設備更新及び照明のLED化を図ります。 続きまして、4款につきましては、新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種に係る経費を計上しております。 6款では、サシバの子育てと、当町の自然豊かな原風景、田舎のそういう風景ですが、なつかしいそういう風景を後世に残すため、谷津田の再生に取りかかるとともに、SDGs関連で、持続可能な発展ということらしいんですが、SDGs関連で国も推進し始めた有機農業の推進を図るため、化学薬剤を極力抑えた、あるいは使わない有機農業の推進を図るため、国が進めているみどりの食料システム戦略に基づく有機農業産地づくり推進事業を計上しております。 このほか全額国庫補助となる畜産担い手育成総合整備事業を計上し、畜産担い手の施設整備を支援するとともに、市塙古郡地区の水路整備工事に着手し、上根から丘を越えて一つのところに古郡というところがあるんですが、市塙古郡地区の水路、あそこが今土測構ですけれども、水路整備の工事に着手し、耕作条件、湿田とかそういうのがあるんですけれども、そういうのを改善するとともに、防災力の向上を図ります。上で土地改良をやっていますから、どんどん水が流れてくるので水路をよくしましょうということも含めて防災力向上を図ります。 8款につきましては、道路改良工事として町道塩田・続谷線、一番北の芝ざくらの公園に至る道ですが、市塙・椎谷線、今の水路の上ですけれども、みどりの森の赤羽工業団地線、赤羽の花王様があるところですけれども、継続事業をするのに加え、大橋・篭堰線、多田羅ですね、多田羅のあの橋のところにある大橋・篭堰線、谷中東線、上根の量販店の横の谷中東線、先程の質問のあったところですけれども、赤羽・小山線、低温倉庫の前の測量設計や用地買収を行ってまいります。 10款の学校教育関連では、学習指導助手等の増員、学校司書の新規配置及び施設の各種修繕、改良を計上し、児童・生徒の学習や生活を支える体制強化と環境改善を図ります。 また、社会教育関連では、中央公民館にエレベータを設置し、バリアフリー化を推進するとともに、秋に開催予定のとちぎ国体運営経費も計上いたしました。 以上が令和4年度市貝町一般会計予算の概要でございます。 続きまして、議案第19号「令和4年度市貝町国民健康保険特別会計予算」についてご説明いたします。 令和4年度の歳入歳出予算総額は11億7,600万円といたしました。 それでは、歳入の主な科目についてご説明いたします。 103ページをお開きください。 1款国民健康保険税の内訳は、医療給付費分及び後期高齢者支援金分として、被保険者数を2,500人と見込み計上し、また、介護納付金分は700人と見込み計上いたしました。 なお、来年度から町独自の施策として、小学生までの国民健康保険税のうち、均等割というのがあるんですが、一人一人にかけられる税ですけれども、小学生までの均等割額を軽減しております。 5款は、療養給付費等の保険給付費に対する交付金等の計上でございます。 7款は、国及び県からの交付金等を含めた一般会計からの繰入金の計上でございます。 次に、歳出の主な科目についてご説明いたします。 104ページをお開きください。 2款は、被保険者の療養給付費、高額療養費及び出産育児一時金等の計上でございます。 3款は、県への納付金の計上でございます。 6款は、特定健康診査事業等に係る費用、疾病予防対策事業経費の計上でございます。 以上が令和4年度市貝町国民健康保険特別会計予算の概要でございます。 なお、本予算案につきましては、皆さんの代表である議員や地域の代表の方で構成します市貝町国民健康保険運営協議会において慎重なご審議をいただきましたので、併せて報告いたします。 次に、議案第20号「令和4年度市貝町後期高齢者医療特別会計予算」についてご説明申し上げます。 令和4年度の歳入歳出予算総額は1億2,100万円といたしました。 それでは、歳入の主な科目についてご説明いたします。 125ページをお開きください。 1款保険料は、特別徴収による被保険者を1,400人、口座振替ですけれども、普通徴収では200人と見込み計上いたしました。 4款は、事務に要する経費及び保険料の軽減に伴う一般会計からの繰入金でございます。 次に、歳出の主な科目についてご説明いたします。 126ページをお開きください。 2款は、保険料及び保険基盤安定繰入金を後期高齢者医療広域連合へ納付するものでございます。 3款は、高齢者の保健事業と介護予防の一体的取組に関する事業費といたしまして、一定期間、医療機関や特定健診の受診歴がなく、介護サービス等の利用もされていない高齢者宅に町職員と医療専門職等が訪問いたしまして、健康状態等の把握を行う事業費等の計上でございます。 以上が令和4年度市貝町後期高齢者医療特別会計予算の概要でございます。 続きまして、議案第21号「令和4年度市貝町介護保険特別会計予算」についてご説明申し上げます。 令和4年度保険事業勘定の歳入歳出予算総額は10億500万円であり、前年度と比較いたしますと800万円、率にして0.8%の伸びとなっております。また、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算総額は420万円で、前年度と比較しまして50万円の増額となっております。 それでは、内容について順を追ってご説明申し上げます。 まず、保険事業勘定の歳入について申し上げます。 137ページをお開きください。 1款保険料につきましては、所得や世帯課税状況に応じまして9段階ありますが、被保険者数を3,575人と見込みました。 3款から5款につきましては、保険給付費等の定率負担分を計上しております。 7款は、保険給付費に対する町の定率負担分等を町一般会計から繰り入れるものです。 続きまして、歳出についてご説明申し上げます。 138ページをお開きください。 2款保険給付費につきましては、在宅及び施設サービスを利用されている方々への給付費でありまして、高齢者の増加に伴い各サービス量がそれにつれて増加するものと見込み、対前年比2%の増加と見込みました。 4款地域支援事業費につきましては、介護予防事業に係る費用でございまして、令和4年度より地域包括支援センターの運営費などの一部が一般会計に移行することから、昨年より事業費が減少しています。 5款は、保険料返還金等のほか、重層的支援体制整備事業の一般会計への繰出金でございます。 以上が保険事業勘定でございます。 次に、介護サービス事業勘定について申し上げます。 155ページをお開きください。 まず、歳入から申し上げます。 1款は、健康福祉センターにある地域包括支援センターが行う要支援1と要支援2に認定された方に対する介護予防サービス計画の作成料でございます。 次に、歳出について申し上げます。 156ページをご覧ください。 2款につきましては、要支援1と2に認定された方への介護予防サービス計画作成の委託料であります。 以上が令和4年度市貝町介護保険特別会計予算の概要でございます。 続きまして、議案第22号「令和4年度市貝町農業集落排水事業特別会計予算」についてご説明申し上げます。 本年度の主な事業は、現在稼働しております鴻之宿及び赤羽西南地区処理施設の維持管理費及び起債償還金等でございます。 これらの事業費を含めた歳入歳出予算の総額をそれぞれ8,600万円とするものです。 それでは、163ページをお開きください。 まず、歳入についてご説明申し上げます。 1款につきましては、施設使用料として、鴻之宿地区が119戸、344人分、赤羽西南地区、これは菅乃谷とか中新田、西宿とか下町とかですね、赤羽西南地区が374戸で1,233人分の収入を見込んで計上しております。 3款は、一般会計からの繰入金で起債の元利償還金に充当するものでございます。 6款は、公営企業会計の法適用業務委託に充当するものでございます。 続きまして、歳出についてご説明申し上げます。 164ページをお開きください。 1款は、主に公営企業会計の法適用業務委託料、各処理施設の維持管理委託料等でございます。 2款は、各処理施設建設費用に係る起債償還金でございます。 以上が令和4年度市貝町農業集落排水事業特別会計予算の概要でございます。 続きまして、議案第23号「令和4年度市貝町公共下水道事業特別会計予算」についてご説明申し上げます。 本年度の主な事業は、上根地区の実施設計業務、鴻之宿地区農業集落排水処理施設の公共下水道接続に係る実施設計業務及び工事費、多田羅にある水処理センターの維持管理費及び起債償還金等でございます。 これらの事業費を含めた歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億6,000万円とするものでございます。 それでは、175ページをお開きください。 まず、歳入について申し上げます。 1款につきましては、42戸分の受益者負担金でございます。 2款は、主に受益者約763戸分の使用料の計上でございます。 3款は、管渠の実施設計及び築造工事に係る費用の2分の1を社会資本整備総合交付金として計上しております。 4款は、一般会計からの繰入金で起債償還金に充当するものでございます。 7款は、管渠築造工事や公営企業会計の法適用業務委託に充当するものでございます。 続きまして、歳出についてご説明申し上げます。 176ページをご覧ください。 1款につきましては、主に公営企業会計の法適用業務委託料、水処理センターのほか各処理施設・設備の維持管理費、管渠の実施設計及び築造工事費等の計上でございます。 2款は、32件の起債の元金償還金及び34件の起債の利子償還金でございます。 以上が令和4年度市貝町公共下水道事業特別会計予算の概要でございます。 最後に、議案第24号「令和4年度市貝町奨学金貸与費特別会計予算」についてご説明いたします。 予算総額は、歳入歳出それぞれ520万円とするものです。 まず、歳入からご説明申し上げます。 予算書187ページをご覧ください。 1款償還金収入は、貸与者30名分の償還金でございます。 続いて、188ページをご覧ください。 歳出でございますが、1款は、奨学金の運営事務に要する経費及び奨学基金への積立金の計上でございます。 2款は、月額2万円の大学生等が5名、月額1万円の高校生を2名と見込み、奨学金貸与費を計上しております。 以上が令和4年度市貝町奨学金貸与費特別会計予算の概要でございます。 よろしくご審議の上、原案どおり可決されますようお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(山川英男)  以上で町長の説明が終わりました。 ここでお諮りいたします。ただいま議題となっております議案第18号から議案第24号までの7議案の審査については、議員全員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山川英男)  異議なしと認めます。 したがって、議案第18号から議案第24号までの7議案については、議員全員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定しました。 ただいま議員全員で構成する予算審査特別委員会が設置されましたが、正副委員長が共に決定しておりませんので、委員会条例第8条第1項の規定により、議長名をもって、本日12時40分に全員協議会室において予算審査特別委員会を招集し、正副委員長の選任を行います。----------------------------------- △議案第4号の上程、説明、質疑、採決 ○議長(山川英男)  日程第9、議案第4号「市貝町教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて」を議題といたします。 本案は小森教育長に直接利害関係のある事件であると認められますので、小森教育長の退場を求めます。 小森教育長、退場していただきます。          (教育長 小森祥一 退場) ○議長(山川英男)  職員に議案の朗読をさせます。 久保局長。          (事務局長朗読) ○議長(山川英男)  本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第4号「市貝町教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて」ご説明申し上げます。 本案は、市貝町教育委員会教育長である小森祥一氏が本年4月1日をもって任期満了となることから、引き続き教育長として任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。 小森氏は、平成31年4月から本町の教育長として、「誰でもどこでも育み学び合える魅力に満ちたまちづくり」を基本理念に、「人」を育てる教育の充実に向けて具体的な施策を進められております。 また、国のGIGAスクール構想では、児童・生徒1人1台の学習用端末を導入し、ICTを活用した「新しい学び」の実現に向けて尽力され、その実績は顕著であります。 小森氏は、豊富な教育行政の知識と経験を有し、人格・識見ともに優れており、教育関係者をはじめ、地域の方々の間でも高い評価を得ているところであり、教育長として最適任者であると信じ、再任につき同意をお願いするものでございます。 なお、経歴の詳細につきましては、添付いたしました経歴書のとおりでございます。 よろしくご審議の上、原案どおり同意されますようよろしくお願いいたします。 ○議長(山川英男)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  質疑がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第4号は人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山川英男)  異議なしと認めます。 これから議案第4号を採決いたします。 本案は、原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(山川英男)  起立全員であります。 したがって、議案第4号「市貝町教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて」は原案のとおり同意することに決定いたしました。 ここで暫時休憩といたします。                         (午前  時  分)----------------------------------- ○議長(山川英男)  再開いたします。                         (午前  時  分)----------------------------------- ○議長(山川英男)  ここで小森教育長より発言を求められておりますので、許可をいたします。 小森教育長。登壇。          (教育長 小森祥一 登壇) ◎教育長(小森祥一)  このたび教育委員会教育長として同意をいただきまして、再び教育長という重責を担うことになりました。その責任の重大さに身の引き締まる思いでございます。 現在、コロナ禍における学びのさらなる保障と子供たちの心のケアが引き続きの最重要の課題であるのは言うまでもありませんが、学校現場では、いじめ、不登校等、生徒指導上の諸課題の対応、特別支援教育の充実、GIGAスクール構想におけるICTの活用の充実をはじめ、複雑かつ多様な課題に対応することが求められています。 10年、20年先の市貝町を考えたとき、まずもって大切なことは、将来を担う子供たちへの教育のことであります。今こそ、幕末維新の時代、長岡藩大参事小林虎三郎が行った米百俵の精神に倣い、物心両面を子供たちに投資する必要があると考えます。 未来を生きる子供たちの学校教育、地域社会の活性化や人生100年時代の到来に向けた社会教育の重要性は、今後一層高まるものと確信をいたしております。微力ではございますが、本町の教育行政の充実発展のために力を尽くしてまいります。 議員の先生方、町民の皆様には今後ともご支援・ご協力を賜りますようお願いを申し上げまして挨拶といたします。よろしくお願いをいたします。----------------------------------- △議案第5号の上程、説明、質疑、採決 ○議長(山川英男)  日程第10、議案第5号「市貝町教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて」を議題といたします。 職員に議案の朗読をさせます。 久保局長。          (事務局長朗読) ○議長(山川英男)  本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第5号「市貝町教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて」ご説明申し上げます。 教育委員4名のうち、頼近久美子委員が本年3月31日をもって任期満了となりますので、その後任といたしまして菅沼晴一氏を教育委員として任命いたしたく議会の同意を求めるものでございます。 氏は、宇都宮大学教育学部を卒業後、昭和57年に教職の道に入られ、以来37年間の長きにわたり学校教育の職務に携わり、将来を担う人材の育成に努めてこられました。また、現在は、町のサシバの里づくりアクションミーティング委員として、サシバの里づくり基本構想の各種施策の推進に当たり、教育分野の有識者として携わっていただいております。 氏は、豊富な知識と経験を持ち、人格・識見ともに優れており、教育関係者をはじめ、地域の方々の間でも高い評価を得ているところであります。 私は、地域住民の代表として教育委員に最適任者であると信じ、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき、議会の同意をお願いするものでございます。 なお、経歴の詳細につきましては、添付いたしました経歴書のとおりでございます。 よろしくご審議の上、原案どおり同意されますようお願いいたします。 ○議長(山川英男)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 豊田議員。 ◆5番(豊田功)  ただいま教育委員に推薦された菅沼晴一様、私も同意をするつもりでございますけれども、この菅沼様が同意されたらば、教育委員の組織といいますか、傍聴者の方々も大勢見えられておりますので、ここで確認をさせていただきたいと思うんですが、どうですか。教育委員のメンバーをお知らせください。 以上です。 ○議長(山川英男)  入野町長。 ◎町長(入野正明)  ただいま教育委員の現在の委員についてお答えいたします。 お一人は職務代理の頼近委員、あとは鴻之宿の都野委員、赤羽の荒井先生と椎谷の横山委員でございます。あとは教育長は教育長ということで。 以上です。 ○議長(山川英男)  豊田議員、よろしいでしょうか。 ◆5番(豊田功)  結構です。 ○議長(山川英男)  ほかに質疑ございますか。 小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  8番、小塙斉。 今回替わられる頼近久美子委員が中部ということで中部上根、市塙地区の中から替わって菅沼晴一さんということで選ばれるのかなと思っています。私も別に反対意見ではないんですけれども、菅沼晴一さんは長く教育行政に携わっていたということで、これからますますこの分野においては、小森教育長と同級生のようでもありますし、うまく仲よく協力しながらやっていただきたいと思っています。 それで、来年度については、国体がございますので、来年度の予算で6,000万ついております。この教育委員の方、ほかに先程町長からお名前もありましたが、横山初江さん、都野成一さんと荒井明美さんと皆さんと市貝町しっかりやれよというようなことで、国体に当たっては、皆さん注目している部署と事業でありますので、つつがなく成功するように期待をしております。よろしくお願いいたします。 ○議長(山川英男)  小塙議員、要望でしょうか。 ◆8番(小塙斉)  要望です。 ○議長(山川英男)  分かりました。 ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第5号は人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山川英男)  異議なしと認めます。 これから議案第5号を採決いたします。 本案は、原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(山川英男)  起立全員であります。 したがって、議案第5号「市貝町教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて」は原案のとおり同意することに決定いたしました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は午後1時とします。                          (午後零時01分)----------------------------------- ○議長(山川英男)  それでは再開いたします。                          (午後零時59分)----------------------------------- △議案第7号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(山川英男)  日程第11、議案第7号「市貝町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第7号「市貝町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について」提案理由をご説明申し上げます。 今回の改正は、人事院規則の一部を改正する規則が令和3年12月1日に公布され、令和4年4月1日に施行されたことに伴い、条例の一部を改正するものであります。 改正の趣旨は、不妊治療を受けやすい職場環境の整備は社会全体の要請であり、公務においても不妊治療と仕事の両立を支援する必要性が高いとの考えから、職員が特別休暇を取得する際の規定に、新たに不妊治療についても適用となる旨を追加するものであります。 よろしくご審議の上、原案のとおり可決されますようお願い申し上げます。 ○議長(山川英男)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第7号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(山川英男)  挙手全員であります。 したがって、議案第7号「市貝町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- △議案第8号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(山川英男)  日程第12、議案第8号「市貝町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第8号「市貝町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」提案理由をご説明申し上げます。 今回の改正は、育児・介護休業法が令和3年6月に改正され、令和4年4月1日から、育児休業を取得しやすい雇用環境整備及び妊娠・出産の申出をした労働者に対する個別の周知・意向確認の措置の義務づけに関する部分が施行されることに伴い、条例の一部を改正するものであります。 改正の趣旨は、出産・育児等による職員の離職を防ぎ、希望に応じて男女ともに仕事と育児等を両立できるようにするため、子供の出生直後の時期における柔軟な育児休業の枠組みについて整備するものであります。 主な内容は、任命権者は、育児休業等の申出やこれらの休業後における就業が円滑に行われるようにするため、職員の配置や職員に対する育児休業に係る研修の実施などの必要な措置を講ずるよう努めることが義務づけられました。 よろしくご審議の上、原案のとおり可決されますようお願い申し上げます。 ○議長(山川英男)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 川堀議員。 ◆7番(川堀哲男)  7番、川堀哲男です。 今回、市貝町の育児休業等に関する一部改正ということですが、改正のことではなくて、これ、働き方改革の一つだと思いますけれども、育児休業はもちろん女性は対象になっていると思うんですけれども、男性職員も対象になっていると思いますけれども、今までに男性職員の育児休業などは扱われているのか伺いたいと思います。 ○議長(山川英男)  永山総務課長。 ◎総務課長(永山良一)  それでは、ただいまの川堀議員のご質問にお答えをさせていただきます。 男性の育児休業の取得者はというご質問でございますが、直近2年、令和2年度は育児休業を取得された方が7名いらっしゃいます、全体で。そのうち男性の方は1名です。 令和3年度、まだ終わっていませんが、2月末現在で申し上げますと、やはり同じく育児休業を所得されている方が7名。そのうち2名の方が男性でございます。 以上でございます。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。 川堀議員。 ◆7番(川堀哲男)  せっかくのこの政策ですので、できる限り男性も育児休業に関わったほうがいいのかな。そういった休業しやすい、そういった環境をつくっていただければなと思います。これは要望ですのでよろしくお願いいたします。 ○議長(山川英男)  ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第8号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(山川英男)  挙手全員であります。 したがって、議案第8号「市貝町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- △議案第9号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(山川英男)  日程第13、議案第9号「市貝町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第9号「市貝町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」ご説明申し上げます。 本条例の一部改正は、総務省消防庁において令和2年12月から7回にわたり開催された消防団員の処遇等に関する検討会において、近年の災害現場等において消防団員一人一人の役割が大きくなっております。そのため、団員の労苦に報いるための適切な処遇の在り方について議論がなされ、昨年8月に最終報告書が出されたことから、所要の改正を行うものです。 改正内容につきましては、消防団長をはじめとし、全ての階級で消防団員の年額報酬を9,000円増額するものでございます。 以上が本議案の内容でございます。 よろしくご審議の上、原案のとおり可決されますようお願いいたします。 ○議長(山川英男)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  8番、小塙斉。 昨日の一般質問でも執行部に対して質問をさせていただきましたが、議案第9号は消防団員の報酬等に関してということでありまして、今回、来年度より各団員においても9,000円からの増額ということで、多少金額的には扱いがよくなってよかったなということで思っておりますが、昨日の一般質問でも要望として申し上げましたが、議案第8号の「市貝町職員の育児休業等に関する条例」のほうにもありますが、相談体制の整備ということについて、ぜひ、消防団員の方のそういう相談窓口を、なるべくフリーな形で相談しやすい、そういう体制を取っていただきたいと思っております。これは、町の消防団員から、2-3名の方に、対談したいというような相談とか何回も受けたものですから、志高く消防団に入団していただいた方を、なるべく長く働いていただけるようなことで使っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
    ○議長(山川英男)  これは要望でしょうか。 ◆8番(小塙斉)  はい、要望です。 ○議長(山川英男)  分かりました。 ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第9号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(山川英男)  挙手全員であります。 したがって、議案第9号「市貝町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- △議案第10号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(山川英男)  日程第14、議案第10号「市貝町国民健康保険税条例の一部改正について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第10号「市貝町国民健康保険税条例の一部改正について」ご説明申し上げます。 初めに、国民健康保険税の課税限度額につきましてご説明いたします。 国民健康保険税額は、基礎課税額と後期高齢者支援金等課税額及び介護納付金課税額の3区分で構成されており、それぞれの課税限度額を条例により定めております。 当町におきましては、令和2年度に課税限度額の引上げを行い、合計で96万円と定めておりますが、令和4年度の地方税法施行令にて改正される額102万円と比較しますと、6万円の差が生じております。 課税限度額を低く設定することは、高額所得者の負担能力に応じた課税が望めず、中低所得者層との公平性が保たれないことから、解消すべき課題であると考えております。 また、栃木県の運営方針では、課税限度額につきましては、地方税法施行令に規定する額と同額とすると記載されています。 しかしながら、地方税法施行令に規定する額との差を一気に解消することは、被保険者の急激な負担増を招くことになるため、今回の改正では段階的な引上げを図ることとし、基礎課税額の限度額を2万円引き上げ、「61万円」から「63万円」に、介護納付金課税額の限度額を1万円引き上げ、「16万円」から「17万円」に改正し、合計で99万円とするものであります。 続きまして、地方税法の改正に伴う子供の均等割額の軽減についてご説明いたします。 国において全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う地方税法の改正により、国民健康保険税の未就学児均等割額の2分の1の軽減が本年4月1日から施行されます。既に7割軽減、5割軽減、2割軽減を受けている未就学児につきましては、それぞれの軽減後の税額からさらに2分の1軽減されます。 当町におきましては、この改正を受け、町独自の施策として子育て世帯の経済的負担軽減の観点から、均等割額の軽減対象範囲を、未就学児から小学生まで拡充するものでございます。この軽減による対象者数及び軽減額は、未就学児は25名で25万円、小学生は56名で50万円、合計約75万円の軽減を見込んでおります。 その他の改正につきましては、今回の子供の均等割額軽減改正等に伴う所要の改正でございます。 なお、施行期日につきましては、本年4月1日からでございます。 以上が、市貝町国民健康保険税条例の一部改正についての説明でございます。 なお、今回の課税限度額及び子供の均等割額軽減につきましては、過日、市貝町国民健康保険運営協議会において慎重なる審議をいただき、答申された内容に基づき改正するものでございますので、ご報告を申し上げます。 よろしくご審議の上、原案どおり可決されますようお願いいたします。 ○議長(山川英男)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 荒井議員。 ◆1番(荒井和一)  1番、荒井和一です。 先程町長からご説明あったとおりで、61万から63万円に上げると2万、17万から1万アップということで、市貝町としては慎重な値上げだと思っております。全体的に102万まで上げる計も皆様とご審議したと思いますが、その保険料値上げについて、段階的にはどのように上げていくのかということに対してご説明願いたいと思います。 ○議長(山川英男)  軽部町民くらし課長。 ◎町民くらし課長(軽部修)  ただいまのご質問に対しお答え申し上げます。 国の限度額につきましては、大体2年か3年に一度見直しされまして、3万円程度、毎回上がっていくわけなんですが、市貝町としましての考え方でございますが、国の限度額の前回の限度額、それ以前の限度額で設定していこうという考え方でございます。 参考までに県内の状況を申し上げますと、令和3年度の県内の課税限度額なんですが、国の限度額、現在は99万円なんですが、この99万円に限度額を設定している市町は12市町、それから令和3年度以前の国の限度額、96万円なんですけれども、こちらに設定している市町が8市町。市貝町もこれに該当します。それ以前の国の限度額93万円が2市町、それ以前の国の限度額設定が3市町です。 市貝町の場合には、国の限度額、最高限度額の1ランク低い限度額で設定していくという考え方で進めております。 説明は以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいでしょうか。 ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第10号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(山川英男)  挙手全員であります。 したがって、議案第10号「市貝町国民健康保険税条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- △議案第11号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(山川英男)  日程第15、議案第11号「市貝町重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部改正について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第11号「市貝町重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部改正について」ご説明申し上げます。 今回の改正は、県内統一の制度変更として、精神障害者保健福祉手帳1級所持者を助成対象者に追加し、精神障害者の経済的負担の軽減及び健康の保持増進を図るため、条例の一部改正を行うものであります。 それでは、改正内容につきまして、新旧対照表によりご説明いたします。 第2条第4項は、助成対象となる重度心身障害者の定義に、「精神障害者保健福祉手帳1級所持者」を加えたものでございます。 以上、改正内容をご説明させていただきました。 よろしくご審議の上、本案が原案のとおり可決されますようお願い申し上げます。 ○議長(山川英男)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 豊田議員。 ◆5番(豊田功)  5番、豊田功。 ただいまご説明いただきましたけれども、町内では20名程度が該当しているんだということでありますけれども、これは限度額というのはないんでしょうか。例えば昨年度あたりで、最高額の給付はどんなぐらい、1人。一番給付額が高額だった方の金額はどの程度だったんでしょうか。その限度額があるのかと、昨年度の実績をお聞かせください。 以上です。 ○議長(山川英男)  國井健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(國井美由紀)  ただいまのご質問に対しましてお答え申し上げます。 今回改正させていただきます精神障害の方の医療費は、最高額というのは統計を取っておりませんが、これまで助成されていた身体障害者、知的障害者の方は、大体一月に2万円から3万円程度の助成を平均して行っている方が多いです。その最高額というのは特に統計は出しておりませんが、入院されると額が多くなりますし、普通の通院でも大体保険の適用外は制限がなく、保険適用の中でしたら助成を行っているところでございます。 以上です。 ○議長(山川英男)  ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第11号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(山川英男)  挙手全員であります。 したがって、議案第11号「市貝町重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- △議案第12号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(山川英男)  日程第16、議案第12号「市貝町消防団の身分、給与等に関する条例の一部改正について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第12号「市貝町消防団の身分、給与等に関する条例の一部改正について」ご説明申し上げます。 本条例の一部改正は、議案第9号「市貝町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」でもご説明いたしましたが、総務省消防庁において、令和2年12月から7回にわたり開催された消防団員の処遇等に関する検討会において、団員の苦労に報いるための適切な処遇の在り方について議論がなされ、昨年8月に最終報告書が出されたことから、所要の改正を行うものです。 改正内容につきましては、現在、費用弁償として支出しております火災現場等への出動手当について、今後は「報酬」と位置づけ、出動した団員個人へ、その対価として支給するものでございます。 また、昨今、多様化、激甚化する災害において団員の活動が長期化している現状を踏まえ、出動時間により日額で2,000円から8,000円まで支給するものでございます。 以上が本議案の内容でございます。 よろしくご審議の上、原案のとおり可決されますようお願いいたします。 ○議長(山川英男)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 豊田議員。 ◆5番(豊田功)  5番、豊田功。 ただいまご説明いただきました手当のほうは明確に表示されておりますけれども、この消防団員の保険料なんかはどうなっているのかというのがまず、第1点です。保険料です。 それから、その図の中で「その他の行事等」というんですが、この中には操法大会に出るための早朝とか夜間とかの練習は、これには入らないだろうと想像しておりますが、それと訓練、下から2番目の表の「訓練」というのはどういうことを想定しているのか。これは時間には関係なく1回2,000円というんですが、この訓練とか、その他の行事あたりを分かる範囲でご説明いただければと思いまして質問させていただきました。 以上です。 ○議長(山川英男)  永山総務課長。 ◎総務課長(永山良一)  それでは、ただいまの豊田議員のご質問にお答えをさせていただきます。 まず1点目、保険料の件のお尋ねがございましたが、保険料につきましては、消防団員は特別職の公務員という扱いでございますので、町のほうで通常の損害保険、それには加入しているところでございます。 2点目でございますが、取りあえず、訓練というのはどういうものかというのを先に。申し訳ないんですけれども。 訓練といいますのは、新入団員の方の規律訓練、それと、ここのところちょっとコロナ禍でやっていないんですが、防災訓練。その部分が訓練という扱いになっております。 それと、その他というのは何かというご質問あったかと思うんですが、その点につきましては、防火パレード、また防犯診断、そういう部分が「その他」というところに区分されておるところでございます。 それと、もう一つ、操法大会の練習はどうなっているのかと、それに対しての報酬はどうなっているのかということでございますが、申し訳ないんですが、今のところ練習につきましては、消防団各部ごとに自主的に練習をされているという扱いになっておりますので、これに対しての出動報酬等はお支払いしておりません。 ただ、これにつきましても、今後、芳賀郡支部で検討しながら、どういう扱いにしていくかというのは、今、話合いをしているところでございますので、今後、それらも含めて出動報酬としてお出しできるかどうかというのはちょっと協議してまいりたいと、そのように考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(山川英男)  豊田議員。 ◆5番(豊田功)  5番、豊田功。 今、説明していただいたわけですけれども、保険料も分かりました。ただ、自主的に練習しているときにたまたまけがしてしまったとか、そういうのもこの保険で適用できるんでしょうね。それを確認させてください。 以上です。 ○議長(山川英男)  永山総務課長。 ◎総務課長(永山良一)  それでは、ただいまのご質問にお答えさせていただきます。 自主的な練習でありましても、公務災害ということで保険の適用はございます。 以上でございます。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。 質疑ございませんか。 小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  8番、小塙斉。 今回のこの議案第12号に関しては、消防団員の費用弁償、先程の議案第9号では、消防団員の報酬のアップということでありましたが、令和4年度、新年度は、この報酬アップによってそれぞれ幾ら総額で増額になるのかをお聞きしたいと思います。 それと、これまでその団員の報酬の振込に当たっては、各部まででありましたが、来年度の報酬の支払いについては、各団員まで個々に振り込まれることになるのか、その2点についてお聞きをいたします。 ○議長(山川英男)  永山総務課長。 ◎総務課長(永山良一)  それでは、ただいまの小塙議員のご質問にお答えをさせていただきます。 まず、1点目でございますが、出動報酬がどのくらい増額になるかというようなご質問だったかと思うんですが、出動報酬につきましては、ここ令和2年、令和3年とコロナの関係で、各通常点検ですとか、夏季点検等が中止というようなことでございますので、取りあえず比較しましたのが、その前の年、令和元年度でちょっと比較をさせていただきたいと思います。ちょっと2年、3年は、そういうことで通常よりも出動する回数が少なかったものですから、令和元年度で比較をさせていただきます。 令和元年度が、出動の実績が1,384名、延べでございまして、約280万円の出動報酬、この時点では報酬ではなくて出動手当だったわけでございますが、その金額をお支払いしておりました。それを、今回改正後の数字で計算し直しますと、約440万円ということで160万円ほど増額になるということで、令和4年度当初予算では440万円を計上いただいているところでございます。 それと、もう1点、昨日もお話ししました報酬と同じように、団員個人の口座のほうに振込になるのかというご質問だったかと思いますが、これにつきましても、報酬と同じようにこの出動報酬につきましても、基本的には団員の方の個人の口座に振込をさせていただくということで考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。 ほかに質疑ございませんか。 川堀議員。 ◆7番(川堀哲男)  7番、川堀哲男です。 先程、この出動手当の一部改正に当たっては処遇検討会で決めたということだと思うんですけれども、この2,000円、4,000円、8,000円というのは、他町、県内統一されているのか、それとも各町で決められるのか伺いたいと思います。 ○議長(山川英男)  永山総務課長。 ◎総務課長(永山良一)  それでは、ただいまの川堀議員のご質問にお答えさせていただきます。 出動報酬につきましては、芳賀郡市内につきましては、ほぼ同じ金額でございます。一部違っている町もあります。ただ、ほぼ同じ金額、8,000円、4,000円、2,000円というようなことで統一をほぼしたところでございます。ただ、若干金額的に違う市町もあるということでご理解いただきたいと思います。 県内につきましては、もうほぼ今と同じような状況でございます。ただ、全部がそうかというと、やはり多少の金額の違いはあるということですが、2,000円、4,000円、8,000円というのは、平均的にすると、ほぼ県内全市町とも同じような金額になると思っておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(山川英男)  川堀議員。 ◆7番(川堀哲男)  7番、川堀哲男。 じゃ、先程説明があった処遇検討会で指導されたような金額ではないんですね。これは町で決められるということでよろしいのかな。ちょっとそこら辺のところお願いします。 ○議長(山川英男)  永山総務課長。 ◎総務課長(永山良一)  ただいまのご質問にお答えさせていただきます。 8,000円というのは、国のほうで基準で示された1回当たり、1日当たりというんですか、8,000というのは国のほうで示された金額でございまして、私どもとしましては4時間以上で8,000円で、2時間から4時間未満で4,000円、それ以下が2,000円ということで3段階に分けさせていただきましたが、あくまでも市町の条例で定めるものでございますので、市町によって定め方は違いがあるかと思います。 ただ、8,000円というのは、恐らく県内どの市町も最高額は8,000円というふうな定め方になっているかと思います。 以上でございます。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。 ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第12号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(山川英男)  挙手全員であります。 したがって、議案第12号「市貝町消防団の身分、給与等に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- △議案第13号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(山川英男)  日程第17、議案第13号「塩田・見上・竹内辺地に係る総合整備計画について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第13号「塩田・見上・竹内辺地に係る総合整備計画について」ご説明いたします。 本案につきましては、当町の塩田・見上・竹内地区が、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第2条第1項の規定に基づく辺地に該当することから、総合整備計画を定め、地域の振興や福祉の向上を図るものです。 当該計画の期間は5年間とされており、本年度で計画が満了となりますが、当町では引き続き町道塩田・続谷線の道路改良事業を予定していることから、新たに令和4年度から8年度までの5か年計画を策定するものでございます。 この計画で行う事業費につきましては、地方債である辺地対策事業債の対象となり、その元利償還金80%が、地方交付税算定における基準財政需要額に算入されることとなっております。 計画概要につきましては、町道塩田・続谷線の未完了部分2キロメートルを改良し、令和8年度に全線供用させる予定であり、総事業費は10億円を見込んでおります。 また、計画の策定に当たりましては、同法第3条第1項の規定に基づき、議会の議決が要件でありますので、今回可決いただければ、その後、総務大臣へ提出することになります。 なお、知事との協議につきましては、令和4年2月8日付で、異議なしとの旨の回答をいただいております。 以上が、塩田・見上・竹内辺地に係る総合整備計画の概要でございます。 よろしくご審議の上、原案どおり承認いただけますようお願いいたします。 ○議長(山川英男)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 高徳議員。 ◆11番(高徳義男)  11番、高徳です。 今回、塩田・見上・竹内辺地に関わる総合整備計画、新たに5か年の今、町長より説明がありました。 まず、この辺地人口、この採択の当初323人という数字が300人という辺地の人口が訂正されておりますが、この5か年の中で、この辺地人口の増減あるんではないかと、こんなふうに見られるんですが、この人口変更によってこの5年間の計画が若干変わると、そういうようなものは私はないと思うんですが、ここら辺のところの見解。 それから、残り2キロメートル改修、そして早期にめどをつけるというか、そういった面で、この元利償還の辺地債を使った80%、それと国の社会資本整備交付金、この利用を併用していくのか。早期に改修するにはそういう公費も利用するべきではないか、こういうふうに考えますので、そこら辺の考え方を説明していただきたいと思います。 ○議長(山川英男)  金田企画振興課長。 ◎企画振興課長(金田道宙)  それでは、ただいまのご質問に対しましてお答えさせてもらいます。 まず、この人口についてです。 人口につきましては、323人と最初記載させてもらいました。それは大変、私どもの事務的なミスで、前回の計画のときの人口となっていたところでございますので、大変申し訳ございませんでした。 この300人という数字の根拠は、計画を策定する年度、ですから令和3年度の4月1日現在の人口を記載しなさいということですので、令和3年4月1日現在の当該地区の人口が300人ということでございます。なので、今後、人口が変わろうが何しようがこの300人で計画上は進んでいくものと思っております。 続きまして、第2点目、国の社会資本整備総合交付金等との併用はどうかということですが、この事業につきましては、併用は不可、できないことになっておりますので、辺地対策事業債1本で事業を進めていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。 高徳議員。 ◆11番(高徳義男)  今、課長のほうから説明ありましたが、町長の考えでは、当初の計画よりも若干前倒しして改修するんだというふうな、そういう話も聞いておりますが、改めて町長の考えをお願いします。 ○議長(山川英男)  入野町長。 ◎町長(入野正明)  小沢議員の一般質問でもお答えいたしまして、この塩田・続谷線については私の任期中に完了したいという、この計画書を議題に上程するまではそのように考えておりましたが、ただいまの課長の説明のとおり、社会資本整備交付金と、この辺地債に基づく道路改良が、これを合わせ技にすることができないという国の回答でございますので、昨日、小沢議員に答弁したとおり、任期中に大方の部分は終わらせていきたいということで考えておりますので、そのようにご理解を賜ればと思っております。 また、何らかの補助金等があれば、それにのっていきたいというふうに思っています。 庁舎の今回の脱炭素を含めた空調の整備についても補助がなかったんですが、突然出てくる場合もありますので、その辺についてもしっかりとアンテナを高くして対応し、議員の先生方が期待する方向でまとめてまいりたいと思いますので、よろしくご指導賜りますようお願い申し上げたいと思います。 以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。 ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第13号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(山川英男)  挙手全員であります。 したがって、議案第13号「塩田・見上・竹内辺地に係る総合整備計画について」は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- △議案第14号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(山川英男)  日程第18、議案第14号「令和3年度市貝町一般会計補正予算(第6号)」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第14号「令和3年度市貝町一般会計補正予算(第6号)」について説明いたします。 今回の補正予算につきましては、歳入歳出それぞれに3億9,726万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を58億2,194万3,000円とするものでございます。 11ページをお開きください。 初めに、歳出についてご説明いたします。 まず、全体にわたり補正額がゼロとなっている科目や、財源内訳の一般財源の欄が「マイナス」と表示されている科目につきましては、ふるさと応援等の寄附金及び新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当したため、一般財源が減額されているものでございます。 また、各科目の22節に計上した各返還金につきましては、令和2年度に受領した各事業の国・県支出金について、事業費の確定に伴い、その差額を返還するものでございますので、説明は省略させていただきます。 それでは、詳細につきましてご説明させていただきます。 11ページ中段の2款1項10目から18目までは、各基金の運用によって生じた利子やふるさと応援寄附金を積み立てるほか、10目財政調整基金には、地方財政法第7条の規定により、令和2年度決算剰余金の半額以上である約2億5,000万円を積み立てるものであります。 また、15目教育施設整備基金につきましては、主に学校施設の長寿命化に対応するため、5,000万円を追加して積み立てております。 なお、16目ふるさと応援基金は、寄附額に併せ減額してございます。 12ページをご覧ください。 2款3項1目につきましては、個人番号カード所有者の転出・転入手続をワンストップ化するためのシステム改修経費及び個人番号カード交付事業を運営する地方公共団体情報システム機構への交付金を追加するものであり、いずれも全額が国庫補助金で賄われます。 3款1項2目19節につきましては、不足する医療費助成を追加計上するものです。 3目につきましては、介護保険特別会計の補正に伴い、一般会計が負担する繰出金を追加し、4目は、法令改正に伴うシステム改修経費を計上しております。 13ページをお開きください。 3款2項1目及び4目の18節につきましては、新型コロナウイルス感染症が蔓延する中、最前線において働く放課後児童クラブの支援員や、認定こども園等の保育士等の収入を3%程度引き上げ、当該職員の処遇改善を実施するものであり、全額が国庫補助金で賄われます。 4目12節につきましては、認定こども園における園児受入れ増加に伴い、委託料を増額するものです。また、杉山地内の幼老複合施設の建設予定地の用地取得に先立ち、用地価格を鑑定する経費を追加しております。 6目につきましては、不足する医療費助成を増額するものです。 続きまして、4款1項1目につきましては、芳賀赤十字病院の救急・小児・周産期医療体制の充実に係る運営費補助金の計上であり、芳賀郡市1市4町で補助を行うものです。 14ページをご覧ください。 6款1項1目につきましては、農地利用最適化推進委員が行う農地パトロールの効率化を図るため、全額県庫補助金によりタブレット端末を導入いたします。 5目につきましては、椎谷地区において県営で実施しております土地改良事業について、国の大型補正に伴い事業費が拡充されたため、町負担金を追加するものです。 8款2項1目につきましては、事務の精査により不用となる経費を減額するものであり、3目につきましては、改良工事中であります町道赤羽工業団地線及び田野辺・羽仏線に係る工事請負費並びに21節では、塩田・続谷線の電柱移転補償費を増額しております。 10款1項2目18節につきましては、感染拡大により中止となった事業費を減額しております。 また、27節につきましては、ふるさと応援寄附において、奨学金事業への活用を希望された寄附金を繰り出すものでございます。 15ページをお開きください。 10款2項及び3項につきましては、国庫補助事業を活用し、1校当たり40万円分の感染症対策衛生用品を購入するものです。 4項及び16ページの5項につきましては、感染症拡大の影響により中止、または縮小となった事業に係る旅費や補助金等を減額しております。 12款につきましては、令和2年度末に借りられた地方債の利率が、当初予算編成時と比較し大幅に上昇したため、不足する利子償還金を増額するものです。 次に、これらの財源となる歳入について説明申し上げます。 8ページにお戻りください。 15款1項1目につきましては、歳出で追加した施設型給付・保育委託費に対する国の交付金です。 2項1目は、国の補正予算等で追加配分された臨時交付金を追加するとともに、個人番号カード関連経費の全額を国庫補助金として計上しております。 2目につきましては、放課後児童クラブ及び認定こども園等の職員の処遇改善に係る経費の全額を国庫補助金として計上しております。 6目は、小・中学校における感染症対策衛生用品の購入に対し、費用の2分1相当額を充当するものでございます。 続く3項2目につきましては、国民年金システム改修経費が全額補助されるものです。 16款1項1目につきましては、認定こども園等に対する施設型給付・保育委託費の県交付金です。 2項2目は、いずれも追加する対象経費の2分の1相当額を計上しております。 9ページをお開きください。 16款2項4目は、農業委員会関係のタブレット端末導入経費の全額を県補助金として計上しております。 17款は、各基金の運用により生じた利子相当額を追加し、18款の各科目については、本年度中頂いた寄附額相当分を補正し、各種事業や基金への積立てに充当しております。 19款各科目は、昨年度、各基金に積み立てたふるさと応援寄附について、それぞれの寄附金の活用希望に基づき、各事業に充当するため繰入れするものでございます。 10ページをご覧ください。 20款は、地方財政法の規定に基づく基金への積立て等、特定財源充当後の不足額を計上し、22款は、財政状況を踏まえ、起債額を増額しております。 以上が、歳入歳出予算補正の概要でございます。 続いて、4ページにお戻りください。 第2表繰越明許費について説明いたします。 繰越明許費は、地方自治法第213条第1項に基づき、今回15事業、2億2,923万3,000円を令和4年度へ繰越しするものであります。主に、国の大型補正予算に伴い、令和4年度予算を前倒しして計上した事業や、町道改良事業の繰越しでございます。 続いて、5ページをお開きください。 第3表債務負担行為補正についてでございますが、追加する利子補給金につきましては、中小企業の資金繰り支援として、町が3年間にわたり当該資金の利子を全額負担するものでございます。本年度の融資申込分について、来年度以降の経費を債務負担行為として設定させていただくものです。 6ページをご覧ください。 第4表地方債補正は、先程ご説明しましたとおり、臨時財政対策債の限度額を変更するものでございます。 以上が、令和3年度市貝町一般会計補正予算(第6号)の概要でございます。 よろしくご審議の上、本案が原案のとおり可決されますようお願いいたします。 ○議長(山川英男)  ここで暫時休憩といたします。 再開は午後2時15分とします。                          (午後2時00分)----------------------------------- ○議長(山川英男)  再開いたします。                          (午後2時15分)----------------------------------- ○議長(山川英男)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 豊田議員。 ◆5番(豊田功)  5番、豊田功。 先程ご説明いただいた中で、資料の4ページ、下から3行目の消防費の関係なんですが、防災ハザードマップ作成事業なんですが、災害はいつ発生するか分からない中で300万が繰越明許費として上がってきた理由について、簡潔で結構ですから説明をいただければということと、もう1点は、資料の16ページの10款5項1目の保健体育総務費の中で、国体実行委員会交付金が414万1,000円、この夏、国体が実施されるという予定でありますけれども、こんな大金をお返ししてしまった。令和4年度は大金が予算化されておるようですけれども、この国体の市貝の担当関係で準備の進捗状況をお聞かせいただきたいと思っております。はるばる遠方からおいでいただいた準備室長の小森室長の声を聞きたいと思いまして、質問させていただきます。 以上です。 ○議長(山川英男)  永山総務課長。 ◎総務課長(永山良一)  それでは、ただいまの豊田議員のご質問にお答えをしたいと思います。 まず、補正予算書の4ページ、下から3行目、9款消防費、1項消防費の防災ハザードマップ作成事業300万円の繰越しの件でご質問いただいたわけでございますが、この防災ハザードマップ作成業務につきましては、昨年、令和3年の6月に契約をしているところでございます。当初は今年、令和4年の3月25日までの工期ということで契約をしておりましたが、その中に当初大川と桜川の浸水想定リスク図と、これ県でつくっているものなんですが、それを取り込むという予定で3月25日までの工期で考えておりました。そのような中で県のほうでそのリスク図の作成がちょっと3月中に間に合わないかもしれないと、遅れるというような話があったものですから、それを取り込むためには、どうしても4月以降にならないとハザードマップが作成できないというようなことから、今回300万円繰越しをさせていただいたものでございます。 以上でございます。 ◆5番(豊田功)  分かりました。 ○議長(山川英男)  小森国体推進室長。 ◎国体推進室長(小森末夫)  それでは、先程の豊田議員の質問に答えさせていただきたいと思います。まず返金のほうでございますが、国体としましては昨年夏に1年前ということでプレ大会、リハーサル大会を実施する当初予定でありました。そのために700万ほどの予算を計上しておりましたが、日水連、県水連の方と相談しまして、コロナ禍という状況でちょっと難しいということでありましたのでそれを中止いたしましたので、その分を使わずに残したというような形での返金ということになります。 それと2点目ですが、今年大会に向けての準備状況ということでありますが、本町でそのオープンウォータースイミング、塩田調整池での水泳と、城見ヶ丘運動公園内でのフライングディスクという2種目になりますが、そちらの準備を今まさにしているような状況でありまして、今のところそれに向けて順調に進んでいるというような状況でございます。 以上であります。 ○議長(山川英男)  豊田議員。 ◆5番(豊田功)  ただいま小森室長からご説明いただいたわけですけれども、あの調整池をぐるぐる泳ぐんだろうと想像はしているんですが、ロープ等はどういう仕掛けなんですか。 ○議長(山川英男)  小森国体推進室長。 ◎国体推進室長(小森末夫)  それでは今の質問にお答えしたいと思います。 塩田調整池、皆さん湖ご覧になったと思うんですが、あそこに実はブイを4つないし5つを浮かべて周回コースをつくるというイメージです。1周当たりほぼ1キロとすれば5周、1.25とすれば4周というような想定になりますが、そのときの湖の水面の高さによりコースの長い短いがちょっと左右されるところはあるんですが、それによってコース設定をしたいというふうに考えております。 以上であります。 ○議長(山川英男)  豊田議員。 ◆5番(豊田功)  ブイは、相当深いんですけれども、固定するためには重り下まで下がって、ただ4か所なら4か所、そこを四角に回ると。丸ではなくてね。そういう泳ぎ方ですか。コースはロープは張らないと。 ○議長(山川英男)  小森国体推進室長。 ◎国体推進室長(小森末夫)  それでは今の質問にお答えしたいと思うんですが、ブイの固定に関しましては、重しを沈めて、重しからブイをゴムで引っ張るイメージです。それで固定させるというようなイメージです。選手はあくまでそのブイの周りを回るということなので、競泳のコースのようなロープはございません。ゴール前だけ、ゴールに向けてのコースロープは張るんですが、それ以外はそのブイを周回するというようなイメージでございます。 以上です。 ○議長(山川英男)  石井議員。 ◆2番(石井豊)  2番、石井です。 14ページ、8款2項1目の道路橋梁総務費で12節、ここで198万円というのが減額になっているんですけれども、法定外公共物特定図データ移行業務委託料というんですけれども、法定外公共物のデータの移行業務というのはそもそもどういう目的で計画されていたのか、それがなぜやめられたのか、その辺ちょっとお聞かせください。 ○議長(山川英男)  渡邉建設課長。 ◎建設課長(渡邉隆憲)  それでは質問に対してお答え申し上げます。 こちら法定外公共物特定図データ移行業務事業につきましては、国から町のほうへ法定外公共物、赤道や水路といった法定外公共物なんですが、こちらが移譲されました。それが平成14年度から移譲を受けているわけなんですけれども、管理につきましてはずっと紙ベースで管理をしてきたところでございます。利用頻度も高いこともあって、あとは経年の劣化もありまして、かなり傷みが激しいものも存在するということから、そちらの紙ベースのものをデータ化しまして地図情報システム等にも登載できるようにということで、そういったデータでの管理を予定していたところでございます。 準備を進めている中で、移管されてから圃場整備事業がかなり進んでいまして現況がかなり変わっていること、またその事業の中に法定外公共物が取り込まれている箇所がかなりあるということで、そちらのほうの情報の整理と収集等が必要になるということで、ちょっと時間を要するのではないかということで、現在椎谷地区も進んでおりますので、そういったこともありまして、今年度につきましては、せっかく予算をいただいたところではございますが、事業のほうを先送りしたいということで今回減額のほうをさせていただいたところでございます。 以上です。 ○議長(山川英男)  石井議員。
    ◆2番(石井豊)  それでは再度再質問をさせてください。 ということは、これはいずれこの金額でデータ化を、再整備というか条件がそろえばまたそれを進めるということはやられるということでよろしいんですかね。 ○議長(山川英男)  渡邉建設課長。 ◎建設課長(渡邉隆憲)  質問に対してお答えさせていただきます。 事業費、金額についてはこれからちょっとまた精査しないと、同じ金額でできるかどうかというのはちょっと分からないところもあるんですが、現在の紙のベースでのデータの管理というのがなかなかこの先難しいのではないかということもありますので、令和5年度以降にデータ化の事業を実施したいと考えているところです。 以上です。 ○議長(山川英男)  ほかに質疑ございませんか。 関澤議員。 ◆3番(関澤正一)  3番、関澤正一です。 13ページです。4款1項1目18節公的病院の運営費の補助金です。これ広域のほうで当初予算で組んでいると思うんですよね。何でこれ補正に出てきているのかなという、そこら辺がちょっと分からないんだけれども、そこら辺ちょっとどういうふうな形で補正で払っているのか、当初予算で助成しているのか、そこら辺をちょっとお聞きしたいと思います。 もう一つ、14ページ、6款1項5目農地費です。そのうちの18節負担金及び補助金、これ交付金ですか。これ椎谷地区の基盤整備だと思うんですけれども、大幅に緩和されたということで事業費がかなり増えたという話で、これ補正が出てきたと思うんですけれども、この事業費がどの程度膨らんだんだか、そこら辺概算で大体分かれば、ちょっと教えていただきたいんですけれども、その2点だけお願いします。 ○議長(山川英男)  國井健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(國井美由紀)  ただいまのご質問に対してお答え申し上げます。 公的病院の運営の補助金につきましてですが、これは芳賀赤十字病院に対しまして真岡を含む1市4町で補助している運営費でございます。前年度の病院の通院や入院などのそういった数値を基にしまして割合を決めて、毎年秋頃に病院のほうから提出されたものを基に補助金の額が決まりますので、補正で対応させていただいています。 当初予算で対応させていただいておりますのは、今のところ私的二次救急といいまして、公立ではない私的の病院に対して救急搬送されたときの補助金など、そういったものを当初で上げさせていただいておりますので、これとはまた別なものとなります。 よろしくお願いします。 ○議長(山川英男)  川上農林課長。 ◎農林課長(川上和幸)  それでは、関澤議員の2点目の椎谷の土地改良区の事業についてお答え申し上げたいと思います。 土地改良事業につきましては、令和2年から面工事が始まっているわけなんですけれども、今回の補正については4年度工事分を予定していました町道の上椎谷のクランクから上の部分なんですけれども、そこを予定した部分の事業費が国の補正により増額になったものですから、今回補正をさせていただきました。また関澤議員の質問にありましたように、椎谷全体の総事業費として当初というか途中経過になりますが、9億8,000万程度であったものが今現在としましては14億1,000万ということで、5億まではならないですけれども4億5,000万程度増えております。こちらにつきましてはいろいろな資材の高騰、あるいは工法の変更とか土地の場所の新たに増加した部分とかもろもろありまして、5億弱が増加しているところであります。 以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。 荒井議員。 ◆1番(荒井和一)  1番、荒井和一です。 じゃ私からも2点よろしくお願いいたします。 まず4ページの2款1項塩田調整池周辺事業なんですけれども、これ4,400万繰越明許になっておりますが、この事業内容についてよろしくお願いします。 あと一つなんですが、6款1項の農業委員会のタブレット、これ国庫支出金で28万円ということで、タブレットを13人に使っていただくのにはまだまだ足りない金額なんですが、これをタブレット自体は非常に、私もこの該当者に当たるんで、タブレットはどうしても使い勝手がいいので、農地ナビが出てくるとかいろいろこれからタブレットを使っていくのには私どもは非常に便宜的なものかなと思っております。国の予算が28万しかないので、みんなの手に渡るのにはちょっと時間がかかるという感じもしますが、その数がそろったら皆様に同時に手渡して仕事をしていただくというような方向性だと思いますが、これの繰越明許につきましても、どのような方法で13人の皆様に手渡せるのかということについてお伺いしたいと思います。 その2点よろしくお願いいたします。 ○議長(山川英男)  金田企画振興課長。 ◎企画振興課長(金田道宙)  それでは、ただいまのご質問に対してお答えをさせてもらいます。 まず第1点目、4ページの繰越明許費、2款1項の塩田調整池周辺環境整備事業の内容でございますが、工事の内容といたしましては、第2駐車場、県道を上っていった頂上の左側の第2駐車場、そこに駐車場用の雨水対策用の小さな調整池を造るという工事の内容でございます。 なぜ遅れたかというものは、実はこの芝ざくら公園を含めた全体の事業につきましては、県の土地利用に関する事前協議と森林関係の林地開発許可をいただきながら実施しているものです。今回第2駐車場につきましては、当初フラワーパークを建設するということでもありましたが、結果的にこのまま駐車場として使用していくということで、先程の事前協議と林地開発許可の変更申請もしなくてはならないということです。したがいまして、町のほうでは昨年度令和2年度に調整池駐車場の測量と、調整池の設計と行いました。令和2年度1月、令和3年1月になりますけれども、そこに県の担当者等々と下打合せを始めました。その後、県等の事務所、そして本町のほうのチェックがかなり時間を要しまして、令和3年1月に下打合せを始め、本当に最近令和4年2月頃やっと図面修正とかそういったもので終わりそうです。なので、これから先程の2つの協議の本申請を行いまして、許可がそれから2-3か月かかるといったところになります。ということは、4年度の工事、8月の頃に工事ができれば令和4年度中の完了になるのかなというところでございます。 以上でございます。 ○議長(山川英男)  川上農林課長。 ◎農林課長(川上和幸)  それでは、荒井議員の2点目、14ページの6款1項1目の農業委員会費の中の備品購入費ということで、今回国の補正に伴いまして農業委員会でタブレット購入を行うものであります。こちらにつきましては、担い手の農地の集積、集約化を推進するに当たって、農業委員会、特に農地利用最適化推進委員さんに農家の方の規模拡大・縮小等々の意見等をそのタブレットで入力しまして、各関係機関と情報共有ができるものとなっております。利用に当たっては推進委員さん等が農地パトロール等において現地で情報を入れる予定となっております。今回補正額が28万円ということで町内には推進委員さんが13名おりますが、今回県としましてはその約半分へのタブレット配付ということで、今回町では7台の1台当たり約4万円ということで28万円を計上させていただいております。県内他市町におきましても基本ベースとしましては推進委員の半分ということになっておりますが、希望をしない市町もありますので、その分の若干調整が入っておりますので、半数以上になっている市町もございます。今回推進委員の約半分にしか渡らないということで、当然この農地ナビシステムを使う、またあるいは農業委員会の台帳のデータも入りますので、個人情報もかなり含まれるということで、推進委員さんの方には常には持っていただかないということを考えております。現地調査、農地パトロールをやるときの日に町のほうで持っていっていただいて、その日のうちにお返ししていただくということを考えております。当然台数が少ないと半分の方しか利用できませんので、今後、同じような事業を活用して台数全員に渡るように要望はしていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(山川英男)  ほかに質疑ございませんか。 小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  8番、小塙斉。 私からは3点質問いたします。 まず4ページの繰越しからお願いしたいんですが、8款2項の道路橋梁費の1番上です。町道の赤羽工業団地線道路改良事業2,791万が繰越しされておりますが、この工事の内容、何メートルでいつ頃始まって、いつ竣工予定なのかをお聞きしたいと思います。この歳出のほうで14ページのほうにも8款2項3目の14節の工事請負費700万の中に赤羽工業団地線と田野辺・羽仏線で700万の補正も出ているんですが、その辺との恐らく工区が違うのかなとは思っているのですが、その辺の説明もしていただければと思います。 それともう1点、繰越しで8款4項の都市計画費の大規模盛土造成地の変動予測調査事業、これ大雨が降る前にそういった事業が早く調査業務が終わればいいなと思っておりますので、その辺いつ頃どういった事業、完成物ができるのか、その点についてお聞きしたいのが2点目で、もう1点は、幼老複合施設の土地を確定したいということで歳出のほうで出ておりますが、13ページ保育所費の中で3款2項4目の12節委託料、不動産鑑定業務委託料ということで、75万5,000円ということで補正の予定が出ております。これは複合施設の用地取得に当たっては、その面積何千平米で、多分その土地においては以前全協での説明で農地であるというようなことで、農振除外、また農転が必要になってくるのではないかなと思っております。その辺の状況と、その後の竣工予定等についてお聞きをしたいと思います。よろしく願いします。 ○議長(山川英男)  渡邉建設課長。 ◎建設課長(渡邉隆憲)  それでは小塙議員のご質問に対してお答えしたいと思います。 まず1点目です。繰越明許費に掲載されております町道赤羽工業団地線の道路改良に関する工事の内容でございますが、赤羽工業団地線の工事につきましては、今年度2工区に分けて実施しておりまして、花王の工場の南側の十字路から南側、70メートルずつ2つに分かれているんですが、北側については令和2年度の予算の繰越事業ということで実施しまして、さらにその南側約70メートルを現在改良のほうを進めているところでございます。工事の内容としましては道路の改良事業ということですので、歩道、道路の改良、あと歩道拡幅等の工事になります。今回繰越しをした理由としましては、工事の区域内に電柱がありましてこちらの電柱を事業化して年度初めぐらいには移設について東電等には依頼はしているところでございますが、なかなか移設のほうが進まないということもありまして、そのため工事のほうが遅れたということがありました。そういった理由で今回繰越しのほうをさせていただきたいと考えております。 それに伴いまして14ページの工事請負費の補正についてでございますが、こちらにつきましては現道の舗装を剥がしたところ、路盤のほうに普通は砕石だけなんですけれども以前工事をした際にセメントによる補強がされていた区間がかなり50メートルぐらいめくったところにあったんですけれども、そのセメントで補強されていた撤去、また処分についてかなりの金額がかかるということもありました。また、のり面、こちらののり面について土羽を予定していたんですが、側溝等の保護の関係もありましてL型擁壁にのり面処理をしております。そういったこともありまして、赤羽工業団地線では520万円を今回補正をさせていただいたところです。 また、町道田野辺・羽仏線については工事を進めていく中でブロック積み等を進めているところなんですが、途中に水路の横断、道路の下を横断している箇所がありまして、そちらにボックスカルバートがあるんですが、そちらのほうの延長が必要だということで、急遽そちらのほうの工事をする必要がありましたので、180万円を増額したところでございます。 それでは2点目です。 4ページ繰越明許費の都市計画費の大規模盛土造成地変動予測調査事務ということで、7,600万円を繰越しさせていただきたいと考えております。 こちらにつきましては、大雨というよりも住宅耐震の関係の事業でございまして、県のほうで大型盛土のそういった耐震の関係で事業をしていまして、3,000平米以上で高さが5メートル以上ある盛土、こちらを大型盛土ということで県内の抽出をしたところでございます。市貝町においては8か所ほどそういった対象があったわけなんですけれども、その中で県のほうで台地スクリーニング調査をした結果、最も危険である箇所が、市貝町で一番危険な箇所につきましてその安定性、ボーリングやサウリング調査などによりまして、その盛土の安定性を図るもので、当初4年度で実施ということも考えてはいたんですが、国のほうからも3年度の予算にしていただきたい旨の話もございましたので、12月に補正を取らせていただいて今回は繰越しをさせていただきたいと考えております。 以上です。 ○議長(山川英男)  滝田こども未来課長。 ◎こども未来課長(滝田弘行)  それでは小塙議員さんからの3点目のご質問についてお答えさせていただきます。 保育所費の不動産鑑定業務委託料ということで今回補正を上げさせていただきました。ご質問にありましたとおり、市貝町杉山地内に計画しております複合施設の用地としまして、面積としては約1万平米弱、これは一部宅地を含む農地になります。こちらの土地に関して今後の用地買収等を見越しまして不動産鑑定を入れるということで、今回農地3か所と宅地1か所の4か所の鑑定を依頼するための費用として計上させていただいております。ご質問の中にもありましたが、現地が農振農用地というような土地でございます。年度は次年度となってしまいますが、農振除外、農地転用等の法手続を進めて、現場のほう進めてまいることになります。 進捗としましては、こういった農地法の関係の諸手続に一定の期間を要することから、杉山保育所等の移転に伴う複合施設の開所というか使用開始については、当初令和5年4月というようなことでお知らせをしていたところですが、こういった各種手続、また民間事業者等の設計など、そういったものの調整を踏まえまして、来年4月の開所というのはちょっと難しい現状となっております。町としましても民間事業者さんとよく調整の上、着実にその事業のほうが遂行できるように準備を進めているということでご理解をいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいでしょうか。 ほかに質疑ございませんか。 川堀議員。 ◆7番(川堀哲男)  7番、川堀です。 4ページの繰越明許費の中の8款1項土木管理費の地籍調査の件で、667万円繰越明許になっていますけれども、これは何か問題があったのか。結構金額が大きいですので、伺いたいと思います。 ○議長(山川英男)  渡邉建設課長。 ◎建設課長(渡邉隆憲)  それでは川堀議員の質問にお答えさせていただきます。 地籍調査事業の繰越しにつきましては、赤羽2地区という地区なんですが、こちらの地区を令和4年度に継続して実施する予定ではあったんですが、12月の国の大型補正、こちらのほうでその赤羽2地区が浸水想定区域というところに含まれていることから、その補正予算を充てることができるということで、そちらの補正予算を活用して事業を進めたいということで、本年度の補助事業として次年度へ繰越しをするものでございます。 地籍調査につきましては継続的に1地区について何年間かかけて行われるわけでございまして、3年度にもその2地区についてはある程度工程を進めまして、4年度に行う予定だった工程についてこの今年度の国のほうの予算を充てることができるということで次年度へ繰越しをするものでございます。 以上です。 ○議長(山川英男)  質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第14号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(山川英男)  挙手全員であります。 したがって、議案第14号「令和3年度市貝町一般会計補正予算(第6号)」は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- △議案第15号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(山川英男)  日程第19、議案第15号「令和3年度市貝町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第15号「令和3年度市貝町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」についてご説明申し上げます。 今回の補正予算は、歳入歳出それぞれに5,405万円を追加し、歳入歳出予算総額を11億7,205万円とするものです。 それでは、歳出からご説明申し上げます。 5ページをお開きください。 2款1項1目一般被保険者療養給付費及び下段の2項1目一般被保険者高額療養費につきましては、昨年度よりも医療費の保険者負担分が増加していることにより4,400万円を補正するものでございます。 続きまして、9款1項3目償還金につきましては、令和2年度決算確定に伴う国・県など交付金の返還金でございます。 次に、歳入についてご説明申し上げます。 4ページにお戻りください。 5款1項1目保険給付費等交付金につきましては、歳出2款の各療養費の追加補正に伴い増額するものです。 8款1項1目につきましては、各種返還金の財源として追加するものでございます。 以上が、令和3年度市貝町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の概要でございます。 よろしくご審議の上、原案どおり可決されますようお願い申し上げます。 ○議長(山川英男)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  8番、小塙斉。 歳出のほうで質問させていただきます。 5ページなんですが、2款1項1目の負担金で4,000万の不足で、増額したいというようなことでありますが、これは何名分ぐらいのどういった病気なのか。それとその下の2款2項1目の18節の400万です。高額医療なんですが、これどういった病気の何名分の支出なのかその辺についてお聞きをしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(山川英男)  軽部町民くらし課長。 ◎町民くらし課長(軽部修)  ただいまのご質問に対しお答えを申し上げます。 まず1点目でございますが、令和3年度の当初予算は令和2年度の決算見込額の6億6,000万円で計上いたしました。詳細申し上げられないんですが、今年度につきましては、かなり特異な例がありまして給付費が増となりました。1件当たり月1,000万超えるようなものがあったんです。そういった特異な例がありましたので増額となりました。 また、国民健康保険の加入者の高齢化も進んでおりまして、今年度の前期高齢者、65歳以上の被保険者は初めて50%を超えまして、全体の51.4%に当たる1,393人が前期高齢者となったことも医療費を押し上げている要因かとは考えております。 2点目の一般被保険者の高額療養費でございますが、こちらにつきましては今年度も既に正確な数は分からないんですけれども、レセプトの件数では1,500件以上は出ているかと思います。1件当たりにしますと5万8,000円ぐらいかかっているのが現状でございます。 説明は以上でございます。 ○議長(山川英男)  いかがですか。よろしいですか。 ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第15号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(山川英男)  挙手全員であります。 したがって、議案第15号「令和3年度市貝町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- △議案第16号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(山川英男)  日程第20、議案第16号「令和3年度市貝町介護保険特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第16号「令和3年度市貝町介護保険特別会計補正予算(第2号)」についてご説明申し上げます。 今回の補正予算は、保険事業勘定の歳入歳出それぞれに3,474万円を追加し、歳入歳出予算総額を10億3,327万6,000円とするものであります。 まず、歳出からご説明申し上げます。 6ページをお開きください。 3款1項1目介護給付費準備金積立金につきましては、昨年度保険給付費が見込みを大きく上回ったために基金から一時的に取崩し対応していたものを、今回国・県より法定負担金の追加交付を受けたため積立てするものです。 4款1項1目18節と4項1目11節につきましては、要支援認定の方、事業対象者の方が通所介護や訪問介護のみを利用した場合の給付費とその費用の請求に関する審査や支払いに関する手数料でございます。 それぞれ予算を上回る利用状況となる見込みであることから、不足分を追加するものです。 次に、歳入についてご説明申し上げます。 4ページにお戻りください。 3款、4款、5款につきましては、昨年度分を含む介護給付費等に対する法定負担金がそれぞれ国・県などから追加交付されるものです。 5ページをお開きください。 7款につきましては、地域支援事業の町負担分を一般会計から繰り入れるものです。 8款繰越金につきましては、積立金の不足分と地域支援事業に係る保険料相当分を追加するものです。 以上が、令和3年度市貝町介護保険特別会計補正予算(第2号)の概要でございます。 よろしくご審議の上、本案が原案のとおり可決されますようお願いいたします。 ○議長(山川英男)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第16号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(山川英男)  挙手全員であります。 したがって、議案第16号「令和3年度市貝町介護保険特別会計補正予算(第2号)」は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- △議案第17号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(山川英男)  日程第21、議案第17号「令和3年度市貝町奨学金貸与費特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第17号「令和3年度市貝町奨学金貸与費特別会計補正予算(第1号)」についてご説明申し上げます。 今回の補正予算は、歳入歳出それぞれに23万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を503万5,000円とするものでございます。 4ページをお開きください。 まず、歳入についてご説明申し上げます。 4款2項1目につきましては、本年度のふるさと応援寄附のうち、奨学金事業への活用希望があった寄附額を特別会計に繰入れするものでございます。 次に、歳出についてご説明申し上げます。 1款1項1目24節積立金につきましては、一般会計から繰り入れた額を奨学基金に積立てするものでございます。 以上が、令和3年度市貝町奨学金貸与費特別会計補正予算(第1号)の説明でございます。 よろしくご審議の上、本案が原案のとおり可決されますようお願い申し上げます。 ○議長(山川英男)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑をお受けいたします。 質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第17号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(山川英男)  挙手全員であります。 したがって、議案第17号「令和3年度市貝町奨学金貸与費特別会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- △議案第25号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(山川英男)  日程第22、議案第25号「令和3年度市貝町一般会計補正予算(第7号)」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第25号「令和3年度市貝町一般会計補正予算(第7号)」についてご説明申し上げます。 今回の補正予算につきましては、歳入歳出それぞれに800万円を追加し、歳入歳出予算の総額を58億2,994万3,000円とするものでございます。 4ページを見ていただきまして、下段の歳出についてですが、2款1項14目につきましては、去る1月5日にご逝去されました元市貝町長、國井義慧様のご遺志により教育振興のためにと、國井弘子様から200万円のご寄附がございました。國井先生には町長を退任された後にも、何かと市貝町の未来ある子供たちのためにご配慮をいただき、ご逝去の後はこうしたご寄附をいただきましたことに対しまして、ここに畏敬の念をもって感謝の意を表したいと存じます。本当にありがとうございました。 ご寄附いただいた200万円につきましては、教育文化振興基金へ積立てさせていただいて、新年度においてご遺志に基づいた事業を展開できるよう教育委員会と調整してまいりたいと存じます。 続きまして、6款1項3目につきましては、原油価格高騰に伴う燃料や肥料、その他農業資材の価格高騰の影響を大きく受けている認定農業者及び認定新規就農者に対し、緊急的に応援金を交付し、次期の作付を支援するものでございます。応援金の額は個人が5万円、法人が10万円といたしたいと考えております。 次に、これらの財源となる歳入につきましては、同じページの上段のとおり、寄附金及び繰越金により計上いたしております。 以上が、令和3年度市貝町一般会計補正予算(第7号)の概要でございます。 よろしくご審議の上、本案が原案のとおり可決されますようお願い申し上げます。 ○議長(山川英男)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑をお受けいたします。 質疑ございませんか。 高徳議員。 ◆11番(高徳義男)  11番、高徳です。 私のほうからは4ページの一番下段、6款1項3目の地元農家応援金なんですけれども、私も米価の下落で非常に農家さんも混迷しているというようなことで一般質問させていただきましたけれども、今回この原油資材高騰という形での補正ということで、地元農家の応援、これ今、町長の説明で認定農家さんあるいは新規就農等とかそういうような説明でありましたけれども、個人5万、法人が10万、この対象になる詳細の説明を先にお願いをしたいと思います。 ○議長(山川英男)  川上農林課長。 ◎農林課長(川上和幸)  では、ただいまのご質問に対してお答え申し上げたいと思います。 今回の補正については、認定農業者と認定新規就農者を対象としております。その内訳でございますが、まず認定農業者が104名です。認定新規就農者が4名になります。あと個人と法人の内訳になりますが、この108名のうち法人が12経営体となります。 なお、この108名のうち主に稲作を主としている方が58、施設露地の野菜を作っている方が22名、果樹関係11名、畜産、酪農、肉、養牛、養鶏等々となりますが、そちらが10名、そのほか花卉等々で7経営体がありまして、合計で108となっております。 以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。 ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第25号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(山川英男)  挙手全員であります。 したがって、議案第25号「令和3年度市貝町一般会計補正予算(第7号)」は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(山川英男)  以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれにて散会いたします。                          (午後3時20分)...